問1.下記の文章を読んで設問に答えなさい。

●下記は『月刊公募ガイド』2007年3月号に掲載された特集「意外と書ける!? ライトノベル」の中の、第1章「いま出版業界を熱くするライトノベルってなに?」(P.20)より抜粋した文章である。これを読んで文中の誤りを指摘しなさい。(20点)

その始まりは1970年代。75年に創刊された朝日ソノラマ文庫や76年に創刊された集英社コバルト文庫といったレーベルが、少年少女向けにマンガっぽいイラストを多用した文庫を発売したのが最初で、当時はジュニア小説などと呼ばれていたようだ。77年には奇想天外新人賞を受賞した新井素子コバルト文庫から「あたしの中の…」でデビューし、高千穂遙の「クラッシャージョウ」が大人気となった。このクラッシャージョウのイラストを担当したのが、今も人気のアニメ「機動戦士ガンダム」を書いていたアニメーターの安彦良和だった。そのイラストが人気となり、この時代からジュニア小説の中でイラストが重要視されていくのである。