生きてます。

日記を更新する意欲も湧かず、ネットにもあまり接続しない日々を過ごしておる処でございました。気力の減退が激しいです。夏バテかも知れません。
この間、39歳の誕生日を迎えました(nakaさん、メッセージをありがとうございました)。頭は薄くなるわ腹は出てくるわでどこからどう見てもただの中年のオヤジと化しました。あと一年で不惑ですなあ。そんな年代に自分が差し掛かっているのが何だか信じられません。いい年して、という説教が頭をよぎります。こんな調子でワーキング・プアからは脱出できるのでしょうか。その前に精神的に立ち直ることはできるのでしょうか。漠然とした不安は頭の片隅に常駐したままです。
という訳で新井素子研究会のサイトの更新も捗っておりません。更新するネタはあるものの手つかずです。現在「わにわに物語」が連載された講談社の『IN★POCKET』を収集しておりまして、オークションで24冊の内16冊は入手しました。あと8冊は難しいかなあ。色々探しておりますけれども見つかりません。オークションでは他にエッセイ掲載の『飛ぶ教室』と新井素子さんが帯の推薦文を書いたポール・ジェニングス『とても書けない物語』(あかいくつさん、メッセージをありがとうございました。品物が届いたら確認します)を落札しました。いずれ素研に情報を掲載しようと思いますので、長い目で見て下さい。
J1リーグ再開後のジュビロ磐田は、大敗(0-4、対ヴィッセル神戸戦)、大勝(5-2、対FC東京戦)、逆転負け(2-3、対ジェフユナイテッド市原・千葉戦)、辛勝(2-1、対ヴァンフォーレ甲府戦)と勝ったり負けたりの繰り返し。その度に気分は上を向いたり下を向いたりと安定しません。精神面の不調にはこのことが深く関わっているような気もします。勝ったのはいずれもホームの試合で、勝利の喜びを現地で感じることができたのは何よりでした。が、問題は負け方です。何しろ精神的ダメージの大きいものばかり。試合の後の一週間は正直辛かったです。この頃はアジウソン監督の不可思議な采配に戸惑うことが多いです。このままでは磐田さんの今後は非常に厳しいものがあるじゃないかなと思わずセルジオ越後風に言ってしまいたくなります。しかしどんなチーム事情があろうと選手の皆さんはピッチの上でそれぞれ全力で頑張っているのですから、せめてホームの試合だけは大きい声で声援を送ろうと思います。またバックスタンドで周りから浮いちゃうかもしれないけど、いいよね。
本は二冊読みました。

陰陽師』はいつもの名調子で「陰陽師ワールド」は健在であります。生きとし生けるものの情けの強さ深さ、その恐ろしくも切ない様がゆったりと歯切れのいい語り口(形容矛盾?)で語られます。「グイン」はまだタイス篇が続いております。いい加減長いと思います。表紙のお姉さんはこれはリギアなんでしょうな。子供には刺激が強いですな。剣を振るう時に邪魔になるんじゃないかといらぬ心配をしたりとか。今は東浩紀の『ゲーム的リアリズムの誕生』を読んでいます。というか字面を追うだけで全然読めてません。思考力と知識が追いつかないです。新井素子さんの名前が中に出て来るもので、関連書として目を通すというだけになりそうです。他にも読まなければならない関連書はたくさんありますが、今は猛烈に星新一の作品が読みたいです。家にあった数冊を読んですっかりはまりました。新井素子ファンと星新一ファンて重なってたりするのかなあ。おすすめの作品があれば教えて下さい。