J1リーグ第26節、対ガンバ大阪戦。

エコパに行ったら人っ子一人いなくて呆然とした。ということはなくちゃんと行ったのであるよ、ヤマハスタジアム(磐田)に。なんで間違えてたんだろう。熱のせいで呆けていたのかも知れない。
結果は後半ロスタイムにバレーに決められ1-1で引き分け。再建途上のチームが現在2位のチーム相手によく奮闘したとは言えるかも知れない。それでも勝てた試合だったと思うのである。西がシュートを決めていれば、パラナか退場になっていなければ、とたらればばかりが脳裏をよぎる。後半ロスタイムの同点弾はあまりにもショックが大きくて、そう簡単に前向きな思考をすることを許してくれない。もうちょっとだったのになあ。5分もあったロスタイムが本当に悔やまれる。
守備陣はそんな訳で最後にやられるまで非常に頑張っていた。攻撃陣ではカレン・ロバートが先制点を決める活躍。ここ2試合で2アシスト1得点と絶好調である。しかしあの決定機は西へのパスより自分で打って欲しかった。なぜかキャプテンマークを付けていた前田遼一はいつものように前戦からのチェイスや起点となるポストプレイなど獅子奮迅の働きぶりだがカレンへのスルーパス以外はチャンスには絡めずいまいち精彩を欠いた。不調を伝えられる膝の具合が悪くなっていなければいいのだが。
試合後は魂の入った戦いぶりをみせていた選手たちに惜しみない拍手が送られた。俺もそうした一人である。今日の引き分けには価値がある。少なくとも今後戦っていく上で半歩でも漸進した感触を掴んだのではないか。引き分けを悔しがる一方で手応えも感じていたりはする。