『S-Fマガジン』2008年1月号。

24日に発売された雑誌。買うのをすっかり忘れていた。風野春樹が担当する書評欄に『ちいさなおはなし』の寸評が掲載されている。(P.122)

最後に、新井素子『ちいさなおはなし』(一二六〇円/集英社)は、作者初のショートショート集。明確な「オチ」のある話はほとんどなく、ですます調の優しい語り口で書かれた童話か寓話のような作品が多いのが特徴。ショートショートではあっても、やっぱりどこを切っても新井素子そのもの。特に、星新一へのオマージュとして書かれた巻末の「のっく」は、不思議な余韻に満ちた秀作。

俺が書いた感想と同じ表現が使われていて、自分のボキャブラリーの無さを改めて感じてちと凹んだ。(参照→id:akapon:20071031#p1)