帯の推薦文「暁と黄昏の狭間」。

昨日の日記(id:akapon:20080415#p1)に書いた西魚リツコの「暁と黄昏の狭間」シリーズを店で発見した。ちょうど今日3巻が発売されたので、まとめて買ってきたのである。2巻の『薬王樹の書』の帯に新井素子さんの推薦文が書いてあった。
第1巻『竜魚の書』の推薦文を書いたのが金原瑞人

緻密に作り上げられた世界と、練りに練ったプロットと、大胆なストーリーと、細やかな心理描写が織りなす、剛胆にして繊細なファンタジー

裏表紙側にはこのように書いてある。

Edgeのラインアップに大傑作ファンタジーが、いよいよ登場!2月より毎月刊行決定です!3月の次作は新井素子さんも大力作と太鼓判です。
そして4月の3作目には夢枕獏氏もエールを送っています!

2月から毎月刊行てのがすごいパワーだよな。推薦者に名前の知れた人たちを持ってくる辺り期待度が大きいのが窺える。
第2巻『薬王樹の書』の新井素子さんによる推薦文はこちら。

世界が立ち上がってくる!
運命に翻弄されるヒロイン、実にかっこいい騎士様、それが全部点景に見える。それほど、この世界は大きい。
だから私は、この先が、とっても、とっても、読みたい。

第3巻の夢枕獏の推薦文はこちら。

「おお、こういう本なら、俺も読んでみたいぞ!」

推薦文を読むだけで期待感が弥が上にも盛り上がるのである。時間ができたら読んでみよう。
ちなみに作者は元漫画家で、眼底出血のため作家に転向したとプロフィールに書いてあった。どこかで見た名前だよなあと思っていたら、宙コミック文庫で『京劇的無頼繚乱』という漫画が刊行中なのであった。うちの店でも文庫棚に置いてあった。

  • 『暁と黄昏の狭間I 竜魚の書』,西魚リツコ,トクマ・ノベルスEdge,819円+税,ISBN:9784198507749
  • 『暁と黄昏の狭間II 薬王樹の書』,西魚リツコ,トクマ・ノベルスEdge,819円+税,ISBN:9784198507794
  • 『暁と黄昏の狭間III 角獣の書』,西魚リツコ,トクマ・ノベルスEdge,819円+税,ISBN:9784198507848