『月刊碁ワールド』2008年6月号。
買ったのは昨日である。疲れて更新しないまま寝てしまったので、今これを書いている。新井素子さんのエッセイは、連載読み物「ずいひつ」欄に掲載されていた。タイトルは「私設碁会所」。どのようにして新井素子さん宅が「私設碁会所」と呼ばれるようになったのかが書かれている。ちょうどそういう流れができてしまったらしい。最後に書かれたフレーズには笑った。切実な問題である。
P.35には新井素子さんのプロフィールが掲載されているのだが、ちょっとしたミスがあるようである。このように書いてある。
1977年、高校2年在学中に『あたしの中の……』が第1回奇想天外SF新人賞に佳作入選し、同年12月に17歳の少女作家としてデビュー。翌年、第1作品集同作が『奇想天外』に掲載される。
意味が通らない部分がある。修正しようとしてそのまま忘れてしまったのかも知れない。こうなら意味が通る。
1977年、高校2年在学中に『あたしの中の……』が第1回奇想天外SF新人賞に佳作入選し、同年12月に17歳の少女作家としてデビュー。翌年、第1作品集『あたしの中の……』を上梓。
「掲載される」の部分まで使うならこうなる。
1977年、高校2年在学中に『あたしの中の……』が第1回奇想天外SF新人賞に佳作入選し、同年12月に同作が『奇想天外』に掲載され17歳の少女作家としてデビュー。翌年、第1作品集『あたしの中の……』を上梓。
これだと長すぎてプロフィール欄には収まらないな。いや、細かい話でした。
- 『月刊碁ワールド』2008年6月号,日本棋院,860円(本体819円),ASIN:B00187YTQU