横山忠『警極魔道課チルビィ先生の迷子なひび』。

読了。自店にてかなり前に購入。第6回スーパーダッシュ小説新人賞の佳作受賞作である。細部の設定に多少の疑問はあるものの、話はまとまっていて楽しく読んだ。チルビィ先生が可愛いし。まあそう思えたのは4コマまんがの貢献度がかなり大のような気もするが。続編が出ているので読んでみようと思う。
ちなみに新井素子さんの選評はこちら。

佳作の『警極魔道課チルビィ先生の迷子なひび』。これ、私の点数は、低かったんだよね。それはひとえに、私にとって、チルビィが魅力的でなかったもんだから。可愛さの演出が、なんだかあざとい気がして。だが、読者が、チルビィを可愛いと思ってくれれば、それはそれでOKなのかな。ただ、今後は、“このチルビィをまったく可愛いと思えなかった人もいる”っていうのを念頭において、演出を考えて欲しい。

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