三日間。

土曜日

真田太平記』全12巻を読み終わる。真田家三代(昌幸・信之・幸村・大助)と暗躍する草の者たちの生き様が見事に描かれていて大変に面白かった。続けて同じ池波正太郎の「真田もの」を読む予定。『真田騒動』『あばれ狼』『獅子』。他にも真田関係の小説を読んでみたい。

日曜日

地区のバレーボール大会をサボりヤマハスタジアムへ。サテライトリーグジュビロ磐田清水エスパルス戦を観戦。サテの試合なのにお客さんが1500人も。さすがダービー。結果は1-1で引き分け。個々の能力で磐田が圧倒し*1、終始磐田ペースだったが決めきれず、勝てた試合を落とした。悔しい。得点を決めた途中出場のカレンが足を痛めたらしく途中交代。復帰間もないだけに慎重にお願いしますよ。同じ復帰組の松浦はボランチの位置で出場。ゴールへ向かう推進力は凄いが軽率なミスもあり、試合に慣れるまでもう少しかかるか。
その後、瀬名秀明の講演会へ。学習塾の主催ということで、学科の分野を越境し様々なことに興味を持つことは可能だしそれは非常に面白いことである、と親御さんたちを啓蒙する話。主にミトコンドリア生命科学・ロボットの話題を扱う。最近はミトコンドリアに対する注目度は高く、教科書の記述も20数年前と比べると格段に増えているんだと。まあそれ以前からミトコンドリアのぬいぐるみを持っている作家さんもいたよね、と内心で突っ込んだりとか。用意していた動画が動かないなどハプニングもあったが、面白かった。

月曜日

録画しておいた『天地人』を見て、徳川家康が登場した場面の「駿河 浜松城」のテロップにひっくり返る。現在の静岡県旧国名で言うと遠江駿河・伊豆の三国から成り立っているんだが、浜松城があったのは遠江である。時代劇なら常識だろうに、製作サイドは静岡県は全部「駿河国」とでも思っていたんだろうか。あまりにお粗末。静岡に敵愾心を燃やす浜松の人がこれを見ていたら怒り狂ったに違いない。遠州人はNHKの放送料支払いを一斉にボイコットしてもいいんじゃないか、と遠州の端っこに住む俺は思うのであった。『天地人』は見続けてはいるけどあまりピンと来ない。惰性で見ている。

*1:村井とか太田とかカレンとか松浦が出てるんだもんなあ。もったいないお化けが出るよ。