『月刊COMICリュウ』2009年12月号。

昨日発売された雑誌。「闇狩り師−キマイラ天龍変−」(原作:夢枕獏/漫画:伊藤勢)の連載目当てに買っている。この雑誌には9月10日の日記(id:akapon:20090910#p1)で紹介した「談話室オヤカタ」のダイジェスト版「オヤカタ情報局」という連載コーナーがある。で、新井リュウジの回は取り上げないのかなと思っていた処、今回のゲストとして登場した。『復活の日ジュブナイル版の執筆に関して語っているのだが、元の談話にあった新井素子さんの話題も少し出てくるので抜き出してみる。P.614より。小見出しは「あこがれの新井素子先生も絶賛」。相手は池田憲章

池田「あの話は現代でも十分に通用するからね」
新井「はい。だからこそ、ジュニア版でもう一度出したいと思って。今回のジュニア版は中学生ぐらいの子が読めるようにリライトしたものなんですが、あとがきにも書いたんですけど、結局僕がやったのは時代のホコリを払っただけだな、と」
池田「そうは言っても、あの壮大な原作をリライトするのは大変だったでしょ」
新井「最初、280〜300ページでまとめると言ってたんですが、最終的には320ページになりました」
池田「いや、それでも大したもんだよ」
新井「でき上がったものを新井素子先生に読んでいただいたら非常に気に入っていただけまして、素晴らしい書評も書いていただきました。素子先生は名字も同じなんで(笑)、僕にとっては憧れの先生なんですよ。だから、素子先生に褒めていただけたということだけでも、やってよかったなと思います」

元の談話だと他にも新井素子さんが登場しているんだけど、ここではこれだけ。ちなみに、新井素子さんの書評は『asta* 2009年10月号』に掲載されている。