大森望の『もいちどあなたにあいたいな』評二つ。

一つは2月1日の日記の件。先日発売された『本の雑誌』3月号の「新刊めったくたガイド」。見出しが「新井素子7年ぶりの長編でSFイヤースタート!」ということで、冒頭でこの本を取り上げている。おなじみのネタだがその使い方に驚いた、とのこと。★は4つと高評価。

本の雑誌 321号

本の雑誌 321号

もう一つは本日2月14日付静岡新聞朝刊の読書欄。「楽読楽書」というジャンル別の新刊紹介コーナーは今週が大森望が担当するSFの番で、取り上げられたのは『最終定理』(アーサー・C・クラークフレデリック・ポール/早川書房)、『跳躍者の時空』(フリッツ・ライバー河出書房新社)と『もいちどあなたにあいたいな』の3冊。ベテランの技がさえわたる快作、とのこと。
大森望が『もいちどあなたにあいたいな』を書評で取り上げるのは『小説すばる』2月号*1に次いで3度目か。各媒体で好意的に紹介してくれているので、読む人が増えればうれしいのだが。
もいちどあなたにあいたいな』については既に『女性自身』に新井素子さんのインタビューが掲載されたが*2、当分の間は新井素子さんの各媒体への登場や、新聞・雑誌などでこの本が紹介されることが増えると思われるので気を付けてチェックせねば、と思う。
とは言え完全に網羅するのは無理なので、どこかで関連記事を見かけたらお知らせ下されば幸いです。