新井素子さんの囲碁的近況。

日本推理作家協会の会報に掲載されている囲碁同好会活動報告で新井素子さんの囲碁的近況を知ることができる。新井素子さんは囲碁同好会の復活に関わってから何くれとなく世話を焼いているらしく、活動の中心人物としてよく名前が出て来る。

北村暁子氏は新井素子さんの担当編集者。『もいちどあなたにあいたいな』のあとがきで感謝の言葉と共に”ミューズ”という称号を贈られた方である。月に一度、新井邸で開催されている自主トレの会に参加なさっているらしい。

幹事の竹本健治氏に「裏幹事長」と呼ばれているのが異様な存在感を醸し出していて可笑しい。

囲碁と関係ない部分にも新井素子さんの名前が登場していた。イラストレーターの星恵美子氏による入会の挨拶である。『ラビリンス――迷宮』や『ディアナ・ディア・ディアス』のイラストで新井素子ファンにはおなじみの方である。

フリーになって初めての仕事が「ラビリンス〈迷宮〉」(『SFアドベンチャー』1982年7月号・8月号掲載)のイラストだったとのこと。そうだったのか。全然どんな方か存じ上げなかったので、初めて絵を見た時にもうベテランの人なのかと思っていた。
どんな表紙だったか思い出せない人は、あかいくつさんの「新井素子」表紙GALLERYをご覧あれ。

『ラビリンス――迷宮』は単行本・新書・徳間文庫版、『ディアナ・ディア・ディアス』は単行本・新書の表紙と挿絵が星恵美子氏のイラストである。