2013年2月の読書メーター(まとめ)

読んだ本の数:13冊
読んだページ数:2332ページ
ナイス数:18ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/153604/matome?invite_id=153604

ぼおるぺん古事記 三: 海の巻

相変わらず楽しいねえ。こないだ出た『鬼灯の冷徹』8巻の第61話「浦島さんちの曖昧太郎」の直接の元ネタが出てくるので、『鬼灯の冷徹』読者もぜひ読んでみればと思うんだがどうか。
読了日:2月26日 著者:こうの史代

ぼおるぺん古事記 三: 海の巻

ぼおるぺん古事記 三: 海の巻

夜の帳の中で―吾妻ひでお作品集成 (LEGEND ARCHIVES―COMICS)

図書館ではY・Aのラベルが貼られていたので男子小中高生は『定本ときめきアリス』を読んで変な妄想を過剰に膨らませた後で『夜の帳の中で』でどっぷり落ち込むといいと思う。
読了日:2月26日 著者:吾妻ひでお

ときめきアリス―定本 (LEGEND ARCHIVES―COMICS)

読了日:2月26日 著者:吾妻ひでお

ときめきアリス―定本 (LEGEND ARCHIVES―COMICS)

ときめきアリス―定本 (LEGEND ARCHIVES―COMICS)

鬼灯の冷徹(8) (モーニング KC)

読了日:2月22日 著者:江口夏実

鬼灯の冷徹(8) (モーニング KC)

鬼灯の冷徹(8) (モーニング KC)

自転車は、なぜたおれないで走れるの? (調べるっておもしろい!)

自転車は何故倒れないのかを調べる過程を通して子供に自分の疑問を解明する楽しみを感じてもらおうという本。自転車のことを実は何も知らなかったということが判り大変面白かった。フロントフォークがカーブしてるのは単にそういうデザインなのかと思ってたけど、ちゃんと理由があったんだな。
読了日:2月16日 著者:横田清

自転車は、なぜたおれないで走れるの? (調べるっておもしろい!)

自転車は、なぜたおれないで走れるの? (調べるっておもしろい!)

こんこんさま (河出文庫)

1997年に発表した『稲荷の家』を大幅加筆、改題して刊行。壊れた家族の再生の物語。ほんのり心が温かくなる。雰囲気が魔術的で不思議な読後感があった。著者の近著『きみはいい子』は静岡書店大賞・小説部門を受賞。本屋大賞にもノミネートされている。
読了日:2月15日 著者:中脇初枝

ネリマ大好き

たまにパラパラと読み返したりはするんだけれども最初から読んだのは久しぶり。新井素子さんの生い立ちとか人となりがとてもよく表れているので「そうだったのか」と改めて気付くことがあったりして楽しい。今回はやらなかったけど固有名詞を最初から拾っていきたい。いずれやろう。
なるほどと思うことがいろいろある。P.72の注1、「ちなみに最初は、『明』という名前をどこかで使いたかったんだけど(私の少女時代の憧れの人、『犬神明』さんのお名前ですね)、なんか、あまりにイメージが強すぎて、ついにまだ、使ってないの。」この本から20年後に出版された長編小説『ハッピー・バースディ』には「あきら」さんが登場してくる。
読了日:2月15日 著者:新井素子

ネリマ大好き

ネリマ大好き

Sports Graphic Number PLUS 完全保存版 中山雅史と日本サッカーの20年

偉大なプレイヤーの足跡を胸に刻む。色んなことを思い出したし、ああそうだったのかと今だから納得できることもあった。涙腺が決壊したのはP.100-101の写真。前にも見たことがあるしこれが選手生活の終わりという訳でもないのに。ただ、やっぱり自分の中ではここで一区切りがついたのだ、と今でも思う。トルシエが言うように、磐田に中山の銅像を建てたらどうかと真剣に思うんだがどうか。
読了日:2月14日 著者:

Sports Graphic Number PLUS 完全保存版 中山雅史と日本サッカーの20年

Sports Graphic Number PLUS 完全保存版 中山雅史と日本サッカーの20年

いま集合的無意識を、 (ハヤカワ文庫JA)

表題作の「いま集合的無意識を、」を唸りながら読んだ。伊藤計劃を読んだことのない人はとりあえず読んでみたらどうかと思うし、伊藤計劃を読んだ人はこの短編をとりあえず読んでみたらどうかと思う。神林長平、すごいな。
読了日:2月14日 著者:神林長平

いま集合的無意識を、 (ハヤカワ文庫JA)

いま集合的無意識を、 (ハヤカワ文庫JA)

SFが読みたい! 2013年版

【超速報】新井素子さんの『星へ行く船』シリーズが復刊、出版芸術社より夏ごろより全五巻で刊行、書き下ろしもあり、だと!
http://d.hatena.ne.jp/motoken_info/20130208/p1
読了日:2月14日 編者:SFマガジン編集部

SFが読みたい! 2013年版

SFが読みたい! 2013年版

おもかげ復元師の震災絵日記 (一般書)

静岡書店大賞・特別賞を受賞した『おもかげ復元師』の著者による、復元されたご遺体の似顔絵と追憶メモが手書きで描かれた本。一万何千人分の一の死、ではなく、このような死がひとつひとつ積み重なっているのだ今更ながらに気付かされてハッとする。
読了日:2月14日 著者:笹原留似子

おもかげ復元師の震災絵日記 (一般書)

おもかげ復元師の震災絵日記 (一般書)

十 〜忍法魔界転生〜(1) (ヤンマガKCスペシャル)

東海道金谷宿はずれ、の処の背景は写真データを加工したものと思しいんだがこれ実際の大井川の川原なんだろうか。今は上流にダムができたせいで平常は水量が減ってる訳で、昔はもっと蕩々と流れていたのでは。箱根八里は馬でも越すが越すに越されぬ大井川と歌われたような趣はまあねえやなという感じ。でそこで宝蔵院胤瞬と荒木又右衛門がガン飛ばしながら挑発し合ってる訳です。タイトルが『十』なのにまだ柳生十兵衛の「じ」の字も出てこないという。2巻が楽しみですな。
読了日:2月14日 著者:せがわまさき山田風太郎

十 ~忍法魔界転生~(1) (ヤンマガKCスペシャル)

十 ~忍法魔界転生~(1) (ヤンマガKCスペシャル)

敵は海賊・海賊の敵 (ハヤカワ文庫JA)

実際に猫が進化して人間と同じくらいの知能を持ったらきっとアプロみたいになるに違いない。という訳で『敵は海賊・海賊の敵』を読み終わった。6年ぶりのシリーズ長編刊行である。面白かった。ラテルとアプロとラジェンドラのやり取りに「これだこれ」とうれしくなる。
読了日:2月4日 著者:神林長平

敵は海賊・海賊の敵 (ハヤカワ文庫JA)

敵は海賊・海賊の敵 (ハヤカワ文庫JA)