2013年4月の読書メーター(まとめ)

読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2579ページ
http://book.akahoshitakuya.com/u/153604/matome?invite_id=153604

夏のロケット (文春文庫)

面白かった。無性にSF心をくすぐられる小説だった。てか俺はディープなSFの人じゃないけど、ひたむきに宇宙を目指すその心意気とその技術描写に高い親和性を感じた。更に言えば『火星年代記』とか出てくるともううれしくって仕方がない。登場人物たちの夢を追いかける姿、そして夢を夢のままにしない行動力が素敵だ。マーズ一八号の打ち上げには俺も実際に参加しているような気分になった。
読了日:4月15日 著者:川端裕人

夏のロケット (文春文庫)

夏のロケット (文春文庫)

たいようのいえ(8) (KC デザート)

大樹の健気さが実に泣ける。お前はいい奴だ。そして基さんずるいっすよ。
読了日:4月15日 著者:タアモ

たいようのいえ(8) (KC デザート)

たいようのいえ(8) (KC デザート)

くんちゃんの はなしのはなし

静岡放送の入社試験の時、身上書の趣味の欄に「SF」と書いたと知ってびっくり。面接官にSFとはどういうものかを『異星の客』のタイトルを挙げたりして説明したらしい。1970年代前半でこれってかなり気合いの入ったSFファンだったのでは。そう言えば、くんちゃんが出ていた千房パルシェのラジオCMは宇宙船がエーテル、サブエーテルの中を突っ切る宇宙SFだったよな、とか懐かしく思い出した。あれくんちゃんの趣味が反映されていたんだろうか。今もSF好きなのかどうかは知らんけど。
という訳で「くんちゃん」という呼び名にピンと来る人は是非『くんちゃんのはなしのはなし』を手にとってみて下さい。ケッタウェイズのコンサート映像を収録したDVDが付いて1700円+税。これは絶対に安いと思う。全国書店で発売中。静岡県内の書店ならたくさん入荷している筈……!
読了日:4月10日 著者:國本良博

くんちゃんの はなしのはなし

くんちゃんの はなしのはなし

よめせんっ! 7 (電撃文庫)

終わった〜。大団円だよ〜。よかったよ〜。解決に到る道筋をもう少し念入りに書いて欲しかった気もするが、この終わり方以外は考えられなかったから読み終わった今となっては細かいことはまあいいじゃねえかな、のであった。この感動を大切にしよう。解散。次作もなるべく早く読みたいのです。
読了日:4月9日 著者:マサト真希

よめせんっ! 6 (電撃文庫)

いよいよクライマックス。幾多の謎と緊迫した人間関係を残して完結巻へと続く。どうなっちゃうんでしょうなドキドキ。みんな幸せになってもらいたいなあ。この巻は静岡県朱川市という架空の町が舞台なんだけど、住民の言葉遣いがまるっきりこの辺りとおんなじで笑ったに。なので、静岡県民、特に西部地方、更に言えば東遠地区のみなさんは、読むとよいと思うのです〜。
読了日:4月7日 著者:マサト真希

図書館戦争 LOVE&WAR 11 (花とゆめCOMICS)

原作のかなりハードな部分をよくぞここまで描き切ったとうれしくなった。胸を衝かれる場面続出でぽろぽろ泣く。
読了日:4月7日 著者:有川浩/原作 弓きいろ/作画

図書館戦争 第11巻―LOVE & WAR (花とゆめCOMICS)

図書館戦争 第11巻―LOVE & WAR (花とゆめCOMICS)

もやしもん(12)限定版 (プレミアムKC)

みんな若けーよ読んでて恥ずかしさがこみ上げてくる。てかいつまで経ってもきっとそんな感じだよと四十の身空で言ってみる。限定版の「もやしもん発酵食品+α 全さくいん」楽しいっす。
読了日:4月7日 著者:石川雅之

もやしもん(12) (イブニングKC)

もやしもん(12) (イブニングKC)

サヤビト(8) <完> (アフタヌーンKC)

サヤビト』完結。こういう風に着地するとは全く予想もしていなかった。「僕は君が好きだから 君のことだけは知らないまま終わるんだ」。重大なものの喪失と新たな邂逅の予感に同時に襲われる。切ない。ずっと楽しみに読んできたのでこれで終わりかと思うと淋しくて仕方がない。加筆ページにほっこりした。
読了日:4月7日 著者:伊咲ウタ

サヤビト(8) <完> (アフタヌーンKC)

サヤビト(8) <完> (アフタヌーンKC)

よめせんっ! 5 (電撃文庫 ま)

「うむにゅ〜、歩くとはどうするのですぅ〜」ねこがみさまかわいすぎて悶絶した。本編は哀調の強まったダーク展開で俺の知ってるマサト真希が帰ってきた、という感じ。なんちてまだ10冊しか読んだことないんだけど。しかし相変わらず面白い。次巻の舞台は静岡県内らしいので静岡県人、特に東遠地区関係者は読めばいいと思う。
読了日:4月6日 著者:マサト真希

よめせんっ!〈4〉 (電撃文庫)

改めて面白いと思った。神様とか超自然的存在の作中での位置付けやその描写がすごく納得がいくので更に話にのめり込んでしまう。この巻が出版されたのが2011年5月。あとがきには、読み終わった後なら判る事情によりこの巻を発売するかどうか悩んだと書いてあった。そして印税を復興のために寄付することに決めたとのこと。うむ。賛同する。5巻が楽しみである。すぐ読むよ。
読了日:4月4日 著者:マサト真希

吉田豪の喋る!!道場破り プロレスラーガチンコインタビュー集

登場するのは、天龍、藤原、藤波、山崎、荒川、マサ斎藤、武藤、蝶野、船木、鈴木みのる、安生、宮戸、など。吉田豪の話の引き出し方が上手いのかそれとも各レスラーに癖がありすぎるのか、際立つ人間性が最高に面白い。俺のようなプロレスに歪んだ愛情を抱いている人間は読むしかない訳です。高橋本に対して宮戸が言っていることに非常に共感を覚えた。宮戸嫌いなんだけど。あと、ミスターポーゴのインタビューの脚注、「斎藤文彦」の項に「妻は精神科医、評論家の香山リカ」と書いてあって驚いた。夫婦だったのか。知らなかった。
読了日:4月2日 著者:吉田豪

吉田豪の喋る!!道場破り プロレスラーガチンコインタビュー集

吉田豪の喋る!!道場破り プロレスラーガチンコインタビュー集