瀬名NEWSの2013年12月30日の記事「2013年の終わりに際して(おしまい)」の追記を読んで、ようやく頭が冷えたので書いてみた。

最初に読んだ時は俺のツイートが馬鹿にされたのかと思い頭がカッとしてしまった。読み返してようやく理解したのは、瀬名氏が笑ったのは日本SF作家クラブの関連アカウントが俺のツイートをリツイートして瀬名批判に使用した(と氏が断定した)その姑息さだった、ということらしい。俺のツイートが笑われたのでないというのではなかった。いややっぱりそれも含めて笑われてるのか。ふむん。

私の文章の中に新井さんに対する発言があったことにわだかまりを感じていらっしゃるのかもしれません。

俺はかなり熱烈な新井素子ファンなので、そこにカチンと来たのは事実だけれども、それ故に氏に反撃したと受け取られるのは心外である。俺は元々氏の小説のファンであって、一連の氏の行動から自分なりに氏のキャラクター(パーソナリティではなく)を整理してみようと思って図式にし、また率直な感想をつぶやいてみた、というのがあのツイートだった。それが氏の感じる瀬名批判の文脈として受け取られたのは心外ではあるけれども、あのツイートだけ読めばそう受け取られても仕方がないとも感じる。それは大変申し訳ない。

でも私は「変革への高い志」はあったけど、日本SF作家クラブ50周年記念プロジェクトと、クラブの改革については、別に実現できなかったとは思っていません。自分は退会はしたけれど、それは実現への道筋だったと本心で考えていますよ。それに都合の悪いことを黙っているより、50周年の最後に際して、しっかり物事を記録しておくのは大切なことだと思います。

氏の記述や他の方々のツイートを読む限り在任中は多大な貢献はされたんだろうなと想像はできるが、それにしても退任後に氏の吐く毒が強く、また「しっかり物事を記録しておく」と言うにはあまりに愚痴っぽくないか、と思う。
で、この状況自体を野次馬的に眺める観衆が発生した。俺もその一人。最初は面白がっていたんだが、氏の文章を読むにつけだんだん気分が引いてきた。今では発言したことを後悔している。
あと、俺は大学SF研出身で新井素子研究会なんてサイトをやっているけれども、それ以外でSFの人とのお付き合いはあんまりなくて氏の言う「SFコミュニティ」というようなものには所属していない。日本SF作家クラブについては好きな作家さんが所属している団体なので影ながら応援しており、そこから漏れ聞こえてくる醜聞には胸を痛めている。

それから父のことは別に批判していません。

批判ではない、とするとあそこに書いた意図とは……。父親が判ってくれなくて悲しい、という心情を訴えたかったんだろうか。これは揶揄しているのではなくどうなのか興味がある。

世界についての違和感を表明し続けている、というのはよいご指摘で、一部の作品群ではまさにそれがテーマであるとは思います。

お褒め頂きありがとうございます。率直にうれしいです。そのテーマにも惹かれています。よいファンではないですが、新作も気が向いたら読みたいと思います。
最後に、俺は本屋に勤めているんだけれども、SFに関わる本の販売意欲や購買意欲を削ぐような発言は慎んで頂きたいと、これは切にお願いしたい。

2014年1月2日追記

過去の文章から俺が氏に対してどのように思っていたのかを晒してみる。

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twilog:2010年9月20日(月)のツイート(「ロボットと美術」展と瀬名秀明講演会に行った)
新井素子さんを追いかけて日本SF大会「ドンブラコンL」の会場へ。→http://twilog.org/akapon/date-110904