2015年1月の読書記録

読んだ本の数:21冊

宝石の国 (1)-(3) (アフタヌーンKC)

『虫と歌』の最初の話を読んだ瞬間に市川春子はなんかすごいと思ったが、そこから読み進めた『宝石の国』で話も絵もどうしたらこんなイメージが湧くんだろうと度肝を抜かれた。面白い。可笑しみと哀切さにやられる。
読了日:1月31日 著者:市川春子

宝石の国(1) (アフタヌーンKC)

宝石の国(1) (アフタヌーンKC)

宝石の国(2) (アフタヌーンKC)

宝石の国(2) (アフタヌーンKC)

宝石の国(3) (アフタヌーンKC)

宝石の国(3) (アフタヌーンKC)

25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)

読了日:1月31日 著者:市川春子

25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)

25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)

虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)

姪姪1から借りた。たくさんの人がいてその関係性の中でも結局僕は一人きりで誰にも届かない思いを抱えながら生きていくんだ。よい短編集。切ないなあ。切ない。
市川春子を続けて読む。
読了日:1月28日 著者:市川春子

虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)

虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)

現代魔女図鑑 (2) (REXコミックス)

魔女たち(男も含む魔法能力者)が普通に生活する現代社会を舞台にしたオムニバス短編集の第2巻。相変わらず良い。
「或る魔女たちの部活動」の意外な魔法陣と最後のコマが好き。「或る魔女と兄」の冒頭の駅のホーム、「浜松・豊橋方面」とあるから東海道線だと思うんだけどどこがモデルなんだろう。
読了日:1月28日 著者:伊咲ウタ

ハルロック (3) (モーニングKC)

ダメ発明漫画だと思っていたので起業という流れは予想外だった!
うれしすぎてその気持ちを相手にぶつけたいのにドン引きされたらどうしようという葛藤から素っ気なくしてしまう、というのが判りすぎて泣いた。うに先輩は賢い良い子だがその人たちは危険だから気をつけた方がいいと思います。
読了日:1月26日 著者:西餅

ハルロック(3) (モーニング KC)

ハルロック(3) (モーニング KC)

GIANT KILLING (34) (モーニングKC)

亀井の私生活が意外だ。意外なオシャレ好きと言えば越中詩郎を思い出す。
読了日:1月24日 著者:ツジトモ

GIANT KILLING(34) (モーニング KC)

GIANT KILLING(34) (モーニング KC)

超級! 機動武闘伝Gガンダム 爆熱・ネオホンコン! (6) (カドカワコミックスA)

ドモンさんよ「だったらいいか!!」じゃねーよ! くそわろた。
読了日:1月23日 著者:島本和彦

王妃マルゴ (3)

敵と恋人と伴侶。見えてきたんではないだろうか。相変わらず史実は知らないまま読んでいる。人間模様が面白い。
読了日:1月22日 著者:萩尾望都

王妃マルゴ 3 (愛蔵版コミックス)

王妃マルゴ 3 (愛蔵版コミックス)

ルパン三世 (10) (双葉文庫)

全10巻、これにて完結。コミカルだけど虚無的、退廃的な感じのする最初の連載からより軽快な新シリーズへの移り変わりは興味深かった。お色気満載なのは変わんないけど。ルパンはワルサーP38を使っていないし次元は射撃の名手でもない。あの設定てアニメ化された際に確立されたものだったのか。『新ルパン三世』(1977年連載開始/双葉文庫・全12巻)はアニメの設定を意識した内容なんだろうか。その内に読もう。
読了日:1月18日 著者:モンキー・パンチ

ルパン三世 (9) (双葉文庫)

新シリーズの雰囲気はアニメ2ndシリーズに近いような気がする。物語からニヒルな味わいが減り絵柄が明るくなったせいだろうか。
読了日:1月17日 著者:モンキー・パンチ

ルパン三世 (8) (双葉文庫)

十年金庫の話はテレビマガジンの漫画でも読んだ。オチがあっさりし過ぎじゃないかと子供心に思ったが原作通りだった。コミックスで続けて読んでいるとそのあっさり感は既におなじみで、これはこれでいいと思える。第2シリーズでアニメ化された。
読了日:1月16日 著者:モンキー・パンチ

ルパン三世 (7) (双葉文庫)

第94話「さらば愛しきルパン!」で連載は一旦終了したらしい。期間は1967年8月-1969年5月。95話以降はアニメ第1シリーズの放送開始に合わせて連載が始まった「ルパン三世 新冒険」というシリーズらしい。期間は1971年8月-1972年4月。文庫版7-10巻まで。
五右ェ門が仲間になったと思ったらまた戦ってたりと話の展開がなんだかおかしいので収録順と雑誌掲載順が違うのではと思ってたがやっぱりそうらしい。初出を全部調べた猛者のサイトがあった。→【TYPER'S ルパン三世探索隊】 すごい。
で、第1シリーズの放送は1971年10月-1972年3月。この時新井素子さん11歳。第2シリーズの放送開始が1977年10月。新井素子さんが17歳でデビューしたのが1977年12月。「ルパン三世」の言葉が使われた件の毎日新聞インタビューは1978年1月。第2シリーズを見てた?
読了日:1月15日 著者:モンキー・パンチ

ダンジョン飯 (1) (ビームコミックス)

短編集3冊が大評判となった九井諒子初の連載漫画「ダンジョン飯」、その第1巻がついに刊行。待ってました。金も時間もない勇者様ご一行はダンジョンの中で食料調達に励みながら最深部を目指す。出て来る料理はみなうまそうだがその食材が……て処が面白い。マルシルが色々とかわいい。RPG好きには超おすすめ。
読了日:1月14日 著者:九井諒子

ルパン三世 (5) (双葉文庫)

次元と五右ェ門は仲間然としてきたが峰不二子は相変わらず不定な存在なんですな。まさに謎の女。巻末コラムの「ルパン三世、愛用の拳銃は?」が参考になる。
読了日:1月13日 著者:モンキー・パンチ

ルパン三世 (5) (双葉文庫―名作シリーズ)

ルパン三世 (5) (双葉文庫―名作シリーズ)

ルパン三世 (4) (双葉文庫)

1-3巻までは話に登場する悪女の名前が全て「峰不二子」だったり五右エ門も仲間になったと思ったら敵で再登場したりと統一した設定がなくナンセンスな連続読み切りという形だったが、4巻57話「トリプル・プレイ」で初めて主要キャラの紹介が行われた。これ以降はこの設定を引き継ぐのだろうか。
読了日:1月12日 著者:モンキー・パンチ

ルパン三世(4) (双葉文庫―名作シリーズ)

ルパン三世(4) (双葉文庫―名作シリーズ)

新装版 栞と紙魚子 (3) (Nemuki+コミックス)

「古本地獄屋敷」の回、思い当たることが多すぎて笑えるんだが笑顔が引きつる。他にも本がらみの怪事件が多くて楽しかった。段先生の奥さんは小さくなると美人だな。
読了日:1月9日 著者:諸星大二郎

新装版 栞と紙魚子3 (Nemuki+コミックス)

新装版 栞と紙魚子3 (Nemuki+コミックス)

第六ポンプ (ハヤカワ文庫SF)

北野勇作の『社員たち』を読もうと思っているんだが収録作に「大卒ポンプ」がある以上これも読んでおいた方がいいに違いないと勝手に思い込んで読んでみた。最近の海外SFの動向はほぼ知らず作者は割と話題の人らしいという程度の認識であったので内容にはかなり面食らったがとても刺激的だった。長編『ねじまき少女』は収録された短編のうちのいくつかと同じ世界の話らしい。その内に読もう。
読了日:1月4日 著者:パオロ・バチガルピ

第六ポンプ (ハヤカワ文庫SF)

第六ポンプ (ハヤカワ文庫SF)