2015年4月の読書記録

読んだ本の数:17冊

境界のないセカイ (1) (カドカワコミックスA)

医療技術の発展した未来 18歳以上の国民は自由意志による性別の変更が可能になった これはそんな時代を生きる若者たちの 小さな恋のものがたり

「性選択制度」が導入された日本が舞台のちょっとHなハイテンションラブコメ。単行本化中止・連載打ち切り・移籍出版とスキャンダラスな話題が先行したが話の内容は明るく楽しいのでこれをきっかけに読む人が増えてくれればいいのにと思う。四角関係(?)の行方が大いに気になる。
読了日:4月29日 著者:幾夜大黒堂

ラーメン食いてぇ! (上)・(下) (イブニングKC)

この漫画の単行本化はネットで画像を見てうまそうだと思ったラーメンが実際に丼に盛られて目の前に差し出された感じがしてうれしかった。やっと実食できた! ていう。チャーシュー二枚乗せのシンプルなラーメンをはふはふしながらすすり込む合間にチャーシューを一枚ぺろり、最後の一本まですすりきって残りのチャーシューを一枚ぱくん。スープまで一気に行っちゃうおいしさだった。うまかった! ごちそうさん
読み終わって思うのは猛烈に「ラーメン食いてぇ!」
読了日:4月28日 著者:林明輝

ラーメン食いてぇ!(上) (イブニングKC)

ラーメン食いてぇ!(上) (イブニングKC)

ラーメン食いてぇ!(下) (イブニングKC)

ラーメン食いてぇ!(下) (イブニングKC)

西遊妖猿伝 西域篇 (6) (モーニングKC)

忘れた頃に西遊妖猿伝。アクションシーンの連続で楽しかった。巻末に収録された西遊妖猿伝異聞『逆旅奇談』もよかった。名前を呼んだ瞬間えっ!?と驚いた。次からはいよいよ「火焔山の章」となる予定だと。牛魔王ですな。
読了日:4月26日 著者:諸星大二郎

清々と (3)・(4) (ヤングキングコミックス)

主人公の天真爛漫ぶりが鬼のように乙女チック((C)猫十字社)で眩いばかり。描かれた学園生活に浸るのが実に楽しかったので、ようやく続きが出たと思ったらこれで完結、というのが寂しすぎる。「田中清被害者の会」て処に笑った。主人公やその周りの彼女らの3年間に思いを馳せて思わずもらい泣きしてしまう。それにしてもいいラストだった。『清々と』ほんと好き。
読了日:4月26日 著者:谷川史子

ときめきトゥナイト 江藤望里の駆け落ち (りぼんマスコットコミックス)

お父さんとお母さんの結婚にこんなドラマがあったとは。読みながらニマニマしてしまう。あのエピソードに繋がっていたのもうれしかった。
読了日:4月26日 著者:池野恋

バビル2世 ザ・リターナー (12) (ヤングチャンピオンコミックス)

相変わらずなんか凄いことが起こってるんだがいやもう何が何やら。この先どうなるのか全く判らん。
読了日:4月24日 著者:野口賢横山光輝

ハルロック(4)<完> (モーニングKC)

これで完結。正直もっと読みたかったがちゃんとしっかりまとまってるし後味もとてもいいのでこれでいいのだろう。面白かった。電子工作は世界を変える、かも。どんどん世間ずれしていくうに先輩にわろた。願わくば彼がすんなりMITに留学できますように。
読了日:4月24日 著者:西餅

ハルロック(4)<完> (モーニング KC)

ハルロック(4)<完> (モーニング KC)

GIANT KILLING (35) (モーニング KC)

クボタンと椿のマッチアップが激熱。クボタンの顔おっかねー! そして俺らの想像を超えてくる椿最高。行け行けETU。
読了日:4月24日 著者:ツジトモ

GIANT KILLING(35) (モーニング KC)

GIANT KILLING(35) (モーニング KC)

茶柱倶楽部 (7) (芳文社コミックス)

お茶で人の心を繋ぎながらこのまま旅が続いていくのかと思いきやついに大きな進展が。一期一会という言葉の重みにハッとしたのは主人公だけではないことであるよ。フルスロットルの行動がどのように描かれるのか楽しみ。
読了日:4月17日 著者:青木幸子

茶柱倶楽部 7 (芳文社コミックス)

茶柱倶楽部 7 (芳文社コミックス)

幻魔大戦 Rebirth (1) (少年サンデーコミックススペシャル)

始まり方が『新幻魔大戦』みたいだと思った。石森・平井コンビの往年の『幻魔大戦』をRebirth(復活)させるという大変ワクワクする取り組みである。漫画版・小説版の読者にはうひゃ〜という展開もあり楽しい。どういう終わり方をするか今から楽しみだ。
読了日:4月17日 著者:石ノ森章太郎,平井和正,七月鏡一

大奥女中は見た (1) 江戸城の虜囚 (新時代小説文庫)

和泉実希さんの別ペンネームらしい。
読了日:4月16日 著者:菅沼友加里

大奥女中は見た (1) 江戸城の虜囚 (新時代小説文庫)

大奥女中は見た (1) 江戸城の虜囚 (新時代小説文庫)

ちはやふる(27) (BE LOVE KC)

太一は自分の気持にどう決着を付けるんだろうか。正面から宣戦布告するんだろうか。この懊悩の果てにみんながパワーアップ&旅に出た仲間が新たな必殺技を身につけて戻ってくるみたいな展開が待っていることを信じて。
あと[協力]に株式会社ヨックモックホールディングスと書いてあるんだが作中に出てきたっけ? と読み返してみたらちゃんと出ていた。
「ヨ…ヨックモック食べる?って……」
「ヨックモック嫌いな人いないですもんね」
ほんとそうよね。みんな大好きヨックモック*1。シガール10本パックてことは机くんはヨックモックまで買いに行ったのかな?

読了日:4月13日 著者:末次由紀

ちはやふる(27) (BE LOVE KC)

ちはやふる(27) (BE LOVE KC)

いないときに来る列車

セーラー服の女の子たちがスク水を着たりふんどし姿になったりしながら正体不明の異星人と接近遭遇したりする連作短編などを収録したコミック作品集。舞台の大半が1980年代の静岡県なので四十も半ばを過ぎた静岡県民としてはノスタルジックでほわほわした気分になる。更に内容もがっつりSFで読み応えがあった。特に掛川市周辺の人は読むといいね。(カバーを外して見てみよう!)ここいらでは本当にあんな風に稲を干すよ。
1986年の夏休みて俺は何をやってたかなあ。受験勉強をしてなかったことだけは確かだ。
読了日:4月13日 著者:粟岳高弘

いないときに来る列車

いないときに来る列車

おやこっこ 上・下巻 (イブニングKC)

きっと泣くだろうと思いつつあえて職場に持って行って昼休みに読んだら案の定泣いた。みんな泣けばいいと思う。不器用な父と息子の物語。深刻な話だが温かみのある絵柄と淡々とした語り口でじんわりと心に染み入ってくる。作者は『さよならタマちゃん』を描いた武田一義。次作が気になる漫画家さん。
読了日:4月5日 著者:武田一義

おやこっこ 上巻 (イブニングKC)

おやこっこ 上巻 (イブニングKC)

おやこっこ 下巻 (イブニングKC)

おやこっこ 下巻 (イブニングKC)

*1:ヨックモックと言えば「ひでおと素子の愛の交換日記」。