2020年7月に読んだ本。

読んだ本の数:16冊

百鬼夜行とご縁組 契約夫婦とあやかし大祭

相変わらず好調の人気シリーズ第3巻。第2巻を読み終わった時にも思ったがお前らいい加減結婚しちゃえよいや既に結婚してるんだけどね! という痛痒感がたまらん。あと敵対勢力が……次巻が気になる。
読了日:7月24日
著者:マサト真希
出版社:KADOKAWAメディアワークス文庫
www.kadokawa.co.jp

推させて! Myティーチャー (3)

楽しかった。もっともっと読んでいたかったので終わってしまったのは残念だがこの無茶苦茶な話にしてこのラストは見事な着陸だったのではなかろうか。
読了日:7月23日
著者:東385
出版社:KADOKAWA・電撃コミックスNEXT
www.kadokawa.co.jp

西遊妖猿伝 西域篇 火焔山の章 (1)

牛魔王を見てグインを思い出すなど。
読了日:7月22日
著者:諸星大二郎
出版社:講談社・ モーニングKC
kc.kodansha.co.jp

アイアンスノー (3)

読了日:7月22日
著者:端野洋子
出版社:講談社アフタヌーンKC電子書籍
kc.kodansha.co.jp

プレイボール2 (9)

読了日:7月20日
著者:コージィ城倉ちばあきお・原案
出版社: 集英社ジャンプコミックス
www.s-manga.net

すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 (5)

読了日:7月20日
著者:横田卓馬・画/伊瀬勝良・原作
出版社:KADOKAWA・角川コミックス・エース
www.kadokawa.co.jp

倒れるときは前のめり ふたたび

例によって新井素子さん関連事項をチェック。『ハッピー・バースディ』巻末解説が収録されるなど貼った付箋は5枚となった。
「ネット時代の言葉の力」の章はネットでも読んでいたけど時間が経ってから改めて読み返すと今だから気づくことや考えさせられることも多い。自分の言動てどうなんだろうと我が身を振り返ってみたりとか。
偏見や固定観念に囚われないことは至極難しい。しかし囚われずにいたいとは常に思っている。
読了日:7月19日
著者:有川ひろ
出版社:KADOKAWA
www.kadokawa.co.jp

銀河英雄伝説 (18)

オリジナル展開ウェルカムである。
読了日:7月18日
著者:藤崎竜・画/田中芳樹・原作
出版社:集英社ヤングジャンプコミックス
www.s-manga.net

倒れるときは前のめり

単行本も読んだがこちらも読んだ。エッセイ集だが併録された短編小説「ゆず、香る」がいいんだよねえ。自分が静岡県民であるという欲目もあるかも知れない。
読了日:7月18日
著者:有川ひろ
出版社:KADOKAWA/角川文庫
www.kadokawa.co.jp

小説読本 (中公文庫)

高一の時だったか現国の授業が退屈だったので教科書の他のページを読んでいたら三島由紀夫「小説とは何か」の『遠野物語』について書かれた文章(この本だと「九」の章)に出会ってものすごく感銘を受けた。今でも「小説」について考える際には基準の一つとしているくらいに影響を受けている。「小説とは何か」は2010年に刊行された単行本版『文章読本』に収録されたのだが買おうかどうしようか迷っている内に絶版となってしまった。この文庫版で読み返すことができたのはとてもありがたかった。頭の中で炭取がくるくる廻る感覚が新鮮に蘇る。
その授業で何の作品を扱っていたかは忘れてしまったし「小説とは何か」を授業で扱うことは結局無かった。
読了日:7月15日
著者:三島由紀夫
出版社:中央公論新社・中公文庫
www.chuko.co.jp

たーたん (4)

読了日:7月11日
著者:西炯子
出版社:小学館・フラワーコミックスα
www.shogakukan.co.jp

午后のあくび 2

読了日:7月10日
著者:コマツシンヤ
出版社:亜紀書房
www.akishobo.com

闇中の星 グイン・サーガ147

読了日:7月7日
著者:五代ゆう/天狼プロダクション・監修
出版社:早川書房ハヤカワ文庫JA
www.hayakawa-online.co.jp

HGに恋するふたり (1)

キラキラだ。人間は人からどう思われようが自分の好きなものに対してキラキラな真っ直ぐの感情を持っていても良いのだ。女性がモビルスーツ大好きだって別にちっとも構わないのだ。これはいい漫画だ。
読了日:7月5日
著者:工藤マコト
出版社:KADOKAWA・角川コミックス・エース
www.kadokawa.co.jp

100文字SF

『じわ100』シリーズも楽しく読んだけど文庫という既存の出版フォーマットに落とし込まれたことで更にインパクトと浸透力が強まったんでないか。ページをめくる快感がすごい。100文字にこだわった装丁の遊び心も楽しい。
読了日:7月4日
著者:北野勇作
出版社:早川書房ハヤカワ文庫JA
www.hayakawa-online.co.jp

進化とは何か ドーキンス博士の特別講義

進化論の入門書だが応用編ぽいので読む前に進化論の概略が判ってると話が早いと思う。『ダーウィン種の起源』を漫画で読む』を先に読んどいてよかった。結果オーライ。
普段ぼんやりと生物の進化についてイメージしていることが言語で明確に語られていたのが気持ちよかった。「漸進主義」と言うんだと。あと進化を目的的なものとする見方をばっさり切り捨てていたのも痛快だった。今地球上に存在する生物もまた長い長い生物進化の道筋の上に位置しているということ。
英国王立研究所が伝統として開催している子どもたちのためのクリスマスレクチャーの講義録なので読みやすいのも良い。ゲストでダグラス・アダムスが登場し『銀河ヒッチハイク・ガイド』の一場面を朗読したのにびっくりした。活字じゃ流石にその臨場感は伝わって来ないが粋なことするねえ。
リチャード・ドーキンスて『利己的な遺伝子』しか知らなかったけど考え方に惹かれるので著書を色々読んでみたくなった。『神は妄想である 宗教との決別』(早川書房)とかすごい面白そう。『進化とは何か』を読むと筋金入りの無神論者であることがよく判る。
読了日:7月1日
著者:リチャード・ドーキンス吉成真由美・訳
出版社:早川書房・ハヤカワ文庫NF
www.hayakawa-online.co.jp