今にして思えば。

この同級生というのが、学校帰りに本屋で『通りすがりのレイディ』を見つけ新井素子の新刊出てる! と勇んでレジに持って行こうとした処でばったりと出会い俺の手の中にあったのその本の表紙を見て「お前ロマンチックって顔かよ~」とからかった人物である。コバルト文庫の『星へ行く船シリーズ』には表紙と背表紙に「ロマンチックSF」と書いてあったのだった。
しかし、今にして思えばプシキャットの話題をわざわざ俺に振ってくるなど、彼は新井素子ファンだったのではないか。プシキャットは「大きな壁の中と外」の登場人物であるので、少なくとも自発的に『あたしの中の……』は読んでいた筈である。プシキャットの話はこれまでずっと不愉快な思い出として頭の中に蘇ってきていたものだが、そう思えば受け取り方も変わってくる。
38年前のあの時に新井素子作品の話題で盛り上がっていたら、俺にとっても彼にとっても思い出はより豊かなものになっていたのかも知れない。もっとも相手の気持を察することもできないボンクラ中学生にそんな気の利いたことなどできる訳がなかったんだが。ということまで含めていささか感傷的な気分になる。
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2020年7月に読んだ本。

読んだ本の数:16冊

百鬼夜行とご縁組 契約夫婦とあやかし大祭

相変わらず好調の人気シリーズ第3巻。第2巻を読み終わった時にも思ったがお前らいい加減結婚しちゃえよいや既に結婚してるんだけどね! という痛痒感がたまらん。あと敵対勢力が……次巻が気になる。
読了日:7月24日
著者:マサト真希
出版社:KADOKAWAメディアワークス文庫
www.kadokawa.co.jp

推させて! Myティーチャー (3)

楽しかった。もっともっと読んでいたかったので終わってしまったのは残念だがこの無茶苦茶な話にしてこのラストは見事な着陸だったのではなかろうか。
読了日:7月23日
著者:東385
出版社:KADOKAWA・電撃コミックスNEXT
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西遊妖猿伝 西域篇 火焔山の章 (1)

牛魔王を見てグインを思い出すなど。
読了日:7月22日
著者:諸星大二郎
出版社:講談社・ モーニングKC
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アイアンスノー (3)

読了日:7月22日
著者:端野洋子
出版社:講談社アフタヌーンKC電子書籍
kc.kodansha.co.jp

プレイボール2 (9)

読了日:7月20日
著者:コージィ城倉ちばあきお・原案
出版社: 集英社ジャンプコミックス
www.s-manga.net

すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 (5)

読了日:7月20日
著者:横田卓馬・画/伊瀬勝良・原作
出版社:KADOKAWA・角川コミックス・エース
www.kadokawa.co.jp

倒れるときは前のめり ふたたび

例によって新井素子さん関連事項をチェック。『ハッピー・バースディ』巻末解説が収録されるなど貼った付箋は5枚となった。
「ネット時代の言葉の力」の章はネットでも読んでいたけど時間が経ってから改めて読み返すと今だから気づくことや考えさせられることも多い。自分の言動てどうなんだろうと我が身を振り返ってみたりとか。
偏見や固定観念に囚われないことは至極難しい。しかし囚われずにいたいとは常に思っている。
読了日:7月19日
著者:有川ひろ
出版社:KADOKAWA
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銀河英雄伝説 (18)

オリジナル展開ウェルカムである。
読了日:7月18日
著者:藤崎竜・画/田中芳樹・原作
出版社:集英社ヤングジャンプコミックス
www.s-manga.net

倒れるときは前のめり

単行本も読んだがこちらも読んだ。エッセイ集だが併録された短編小説「ゆず、香る」がいいんだよねえ。自分が静岡県民であるという欲目もあるかも知れない。
読了日:7月18日
著者:有川ひろ
出版社:KADOKAWA/角川文庫
www.kadokawa.co.jp

小説読本 (中公文庫)

高一の時だったか現国の授業が退屈だったので教科書の他のページを読んでいたら三島由紀夫「小説とは何か」の『遠野物語』について書かれた文章(この本だと「九」の章)に出会ってものすごく感銘を受けた。今でも「小説」について考える際には基準の一つとしているくらいに影響を受けている。「小説とは何か」は2010年に刊行された単行本版『文章読本』に収録されたのだが買おうかどうしようか迷っている内に絶版となってしまった。この文庫版で読み返すことができたのはとてもありがたかった。頭の中で炭取がくるくる廻る感覚が新鮮に蘇る。
その授業で何の作品を扱っていたかは忘れてしまったし「小説とは何か」を授業で扱うことは結局無かった。
読了日:7月15日
著者:三島由紀夫
出版社:中央公論新社・中公文庫
www.chuko.co.jp

たーたん (4)

読了日:7月11日
著者:西炯子
出版社:小学館・フラワーコミックスα
www.shogakukan.co.jp

午后のあくび 2

読了日:7月10日
著者:コマツシンヤ
出版社:亜紀書房
www.akishobo.com

闇中の星 グイン・サーガ147

読了日:7月7日
著者:五代ゆう/天狼プロダクション・監修
出版社:早川書房ハヤカワ文庫JA
www.hayakawa-online.co.jp

HGに恋するふたり (1)

キラキラだ。人間は人からどう思われようが自分の好きなものに対してキラキラな真っ直ぐの感情を持っていても良いのだ。女性がモビルスーツ大好きだって別にちっとも構わないのだ。これはいい漫画だ。
読了日:7月5日
著者:工藤マコト
出版社:KADOKAWA・角川コミックス・エース
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100文字SF

『じわ100』シリーズも楽しく読んだけど文庫という既存の出版フォーマットに落とし込まれたことで更にインパクトと浸透力が強まったんでないか。ページをめくる快感がすごい。100文字にこだわった装丁の遊び心も楽しい。
読了日:7月4日
著者:北野勇作
出版社:早川書房ハヤカワ文庫JA
www.hayakawa-online.co.jp

進化とは何か ドーキンス博士の特別講義

進化論の入門書だが応用編ぽいので読む前に進化論の概略が判ってると話が早いと思う。『ダーウィン種の起源』を漫画で読む』を先に読んどいてよかった。結果オーライ。
普段ぼんやりと生物の進化についてイメージしていることが言語で明確に語られていたのが気持ちよかった。「漸進主義」と言うんだと。あと進化を目的的なものとする見方をばっさり切り捨てていたのも痛快だった。今地球上に存在する生物もまた長い長い生物進化の道筋の上に位置しているということ。
英国王立研究所が伝統として開催している子どもたちのためのクリスマスレクチャーの講義録なので読みやすいのも良い。ゲストでダグラス・アダムスが登場し『銀河ヒッチハイク・ガイド』の一場面を朗読したのにびっくりした。活字じゃ流石にその臨場感は伝わって来ないが粋なことするねえ。
リチャード・ドーキンスて『利己的な遺伝子』しか知らなかったけど考え方に惹かれるので著書を色々読んでみたくなった。『神は妄想である 宗教との決別』(早川書房)とかすごい面白そう。『進化とは何か』を読むと筋金入りの無神論者であることがよく判る。
読了日:7月1日
著者:リチャード・ドーキンス吉成真由美・訳
出版社:早川書房・ハヤカワ文庫NF
www.hayakawa-online.co.jp

2020年3~6月に読んだ本。

読んだ本の数:45冊

めんつゆひとり飯 (3)

『ローカル女子の遠吠え』も大好きだが『めんつゆひとり飯』もテイストが違ってすごい面白いので読むたびに好きになる。紹介されている(ものぐさ)レシピもこれ絶対うまいよねとヨダレが出る。一人暮らししてたら絶対やってみただろうと思う。
読了日:06月28日
著者:瀬戸口みづき
出版社:竹書房・バンブーコミックス
http://www.takeshobo.co.jp/book_d/shohin/2061903www.takeshobo.co.jp

モンキーピーク the Rock (2)

読了日:06月28日
著者:粂田晃宏・画/志名坂高次・原作
出版社:日本文芸社・ニチブンコミックス
www.nihonbungeisha.co.jp

葬列 The Resistance (1) (ヤングキングコミックス)

小川勝己が原作だというので興味を惹かれて読んでみた。予想通りひどい話で続きが大いに気になる。原作は未読なので漫画が完結したら読んでみようかと思う。ちゃんと完結しますように。
読了日:06月28日
著者:細川忠孝・画/小川勝己・原作
www.shonengahosha.co.jp

大奥 (18)

読了日:06月28日
著者:よしながふみ
出版社:白泉社ヤングアニマルコミックス
www.hakusensha.co.jp

ダーウィン種の起源』を漫画で読む

進化論について知りたいとは前から思っていたのだがきっかけがなくてなかなか踏み込めなかった処に今度の騒動が持ち上がりこの本を紹介しているツイートを読んで渡りに船と読んでみた。判りやすくてすごく面白かった。現代の知見に基づく編者注も入っているしダーウィン以後の進化論の展開も解説してあって参考になる。イラストが緻密で綺麗かつ味わい深く論理の展開をイメージしやすいのも良い。これは良い本だ。
読了日:06月28日
著者:
ニコル・レージャー・フラー・絵
チャールズ・ダーウィン・文
マイケル・ケラー・編・文
夏目大・訳
佐倉統・監修
出版社:いそっぷ社
www.isopsha.com

この世界は何だ!?じわじわ気になる(ほぼ)100字の小説

読了日:06月23日
著者:北野勇作
出版社:キノブックス
www.hanmoto.com

どくヤン! (2)

2巻の表紙は『銀河鉄道の夜 宮沢賢治童話集3』。講談社青い鳥文庫ですな。
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000209137
講談社の漫画だからね! 1巻と同じくゲラゲラ笑いながら読んだ。本好きな人のあるあるネタにツボが刺激されまくり。読書メーターに登録するような人はきっと大笑いできる漫画だと思うのでみんな読めばいいじゃないかな。とか思っていたら帯に第3巻は11月発売(電子版のみ)と書いてあるんですけどこれホント!? 悲しすぎる。
読了日:06月23日
著者:カミムラ晋作・画/左近洋一郎・原作
出版社:講談社・モーニングKC
kc.kodansha.co.jp

GIANT KILLING (55)

読了日:06月23日
著者:ツジトモ綱本将也・設定協力
出版社:講談社・モーニングKC
kc.kodansha.co.jp

ウサギ目社畜科 (5)

読了日:06月23日
著者:藤沢カミヤ
出版社:集英社ヤングジャンプコミックス
ultra.shueisha.co.jp

銀河の片隅で科学夜話 物理学者が語る、すばらしく不思議で美しい この世界の小さな驚異

読了日:06月21日
著者:全卓樹
出版社:朝日出版社
www.asahipress.com

グッドラック 戦闘妖精・雪風

読了日:06月21日
著者:神林長平
出版社:早川書房ハヤカワ文庫JA
www.hayakawa-online.co.jp

きみを死なせないための物語 (7)

読了日:06月21日
著者:吟鳥子
出版社:秋田書店ボニータコミックス
www.akitashoten.co.jp

コロナの時代の僕ら

読了日:06月14日
著者:パオロ・ジョルダーノ/飯田亮介・訳
出版社:早川書房
www.hayakawa-online.co.jp

ホット・ゾーン: エボラ・ウイルス制圧に命を懸けた人々

読了日:06月13日
著者:リチャード・プレストン
出版社:早川書房・ハヤカワ文庫NF
www.hayakawa-online.co.jp

新九郎、奔る! (4) (ビッグコミックススペシャル)

読了日:06月12日
著者:ゆうきまさみ
www.shogakukan.co.jp

ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話 (3)

読了日:06月12日
著者:横田卓馬
出版社:講談社シリウスKC
kc.kodansha.co.jp

コドク・エクスペリメント (1)~(3)

読了日:06月12日
著者:星野之宣
出版社:幻冬舎コミックス漫画文庫(電子書籍
w.gentosha-comics.net
www.gentosha-comics.net
www.gentosha-comics.net

新装版 2001夜物語 (1)~(3)

読了日:06月12日
著者:星野之宣
出版社:双葉社・アクションコミックス(電子書籍
www.futabasha.co.jp
www.futabasha.co.jp
www.futabasha.co.jp

JJM 女子柔道部物語 (8)

読了日:06月09日
著者:小林まこと/恵本裕子・原作
出版社:講談社・イブニングKC
kc.kodansha.co.jp

バーナード嬢曰く。 (5)

読了日:06月09日
著者:施川ユウキ
出版社:一迅社・REXコミックス
www.hanmoto.com

絶対猫から動かない

読了日:06月09日
著者:新井素子
出版社:KADOKAWA
akapon.hatenadiary.com

文芸別冊 総特集 星野之宣

読了日:06月09日
著者:星野之宣
出版社:河出書房新社
www.kawade.co.jp

若おかみは小学生!! 花の湯温泉ストーリー (1)

読了日:06月09日
著者:令丈ヒロ子
出版社:講談社青い鳥文庫
bookclub.kodansha.co.jp

竜女戦記 (1)

読了日:06月09日
著者:都留泰作
出版社:平凡社
www.heibonsha.co.jp

黙って働き笑って納税

読了日:06月09日
著者:
里中哲彦
清重伸之・依田秀稔・絵
現代書館編集部・編
出版社:現代書館
www.gendaishokan.co.jp

ローカル女子の遠吠え (6)

読了日:06月09日
著者:瀬戸口みづき
出版社:芳文社まんがタイムコミックス
houbunsha.co.jp

はじめてのひと (5)

読了日:06月09日
著者:谷川史子
出版社:集英社・マーガレットコミックス
www.s-manga.net

せんせいのお人形 (3)

読了日:06月09日
著者:藤のよう
出版社:KADOKAWA
www.comico.jp

中島かずきと役者人

上川隆也の語るアニメ話が楽しかった。DAICON FILM作品まで見てるようなマニアだったのね。「この人わかってる」感がすごい。
富野作品でガンダムイデオンとの流れからのザブングルは作品の雰囲気がまるで違って違和感があったというのをお二人が語っておられて年上の人はそんな風に感じたのかと感心した。違和感と言えば俺はザブングルダンバインだった。キャラデザも同じ湖川友謙だしてっきりまたギャグ路線なのかと。
読了日:06月09日
著者:中島かずき藤津亮太・構成・文
www.kadokawa.co.jp

新 もういちど読む山川 世界史

読了日:06月09日
著者:「世界の歴史」編集委員会・編
出版社:山川出版社
www.yamakawa.co.jp

颯汰の国 (4)

読了日:06月09日
著者:小山ゆう
出版社:小学館ビッグコミックス
comics.shogakukan.co.jp

ダンジョン飯 (9)

読了日:06月09日
著者:九井諒子
出版社:KADOKAWAハルタコミックス
www.kadokawa.co.jp

本を売る技術

「わかる」
「すごくわかる」
「俺は間違ってなかった」
「すいません、私が間違っていました」
「知らなかった。今度からやろう」
「コミック売り場だと事情が違うかな」
「ここまで考えるのかあ!」
すごい面白かったし参考になった。書店の内部事情や本の流通の仕組みなどが詳しく書いてあるので書店員だけでなく本や本屋が好きな人にも興味深い本だと思う。仕事のハードルが上がってしまうなあ。
じんさんがよく書店や本の流通への不満をツイートしていたのでこの本がもっと早く刊行されて読んでくれていたらちょっとでも不満は解消されたんではないかなどと思った。
読了日:06月09日
著者:矢部潤子
出版社:本の雑誌社
www.webdoku.jp

https://bookmeter.com/books/14981031

すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 (4)

読了日:06月09日
著者:横田卓馬
出版社:KADOKAWA・角川コミックス・エース
www.kadokawa.co.jp

図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編 (9)

読了日:06月09日
著者:弓きいろ・画/有川ひろ・原作
出版社:白泉社花とゆめコミックス
www.hakusensha.co.jp

ちはやふる (44)

読了日:06月09日
著者:末次由紀
出版社:講談社・BE LOVE KC
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『絶対猫から動かない』を読んで。

自分の年齢が50代に突入してまだ日が浅いせいか、その年代の人たちが自分よりかなり年上であるというイメージがずっと残っている。例えばテレビやラジオのニュースで「50代の人が」と聞けば今でも条件反射的につい「お年寄りか」と思ってしまい、実際は自分と一つか二つくらいしか違わなくて愕然とした、なんてことがよくある。今まで生きてきた年月の中で、50代の人間を「年上」「お年寄り」と思っていた期間の方が長いので、その認識は根強いものがあり、なかなか抜けない。
一方、50代になった自分の現在はと言えば、基本的に言葉遣いや普段の行動や考え方は20代の頃と大して変わっていない訳で、自分の中のイメージとしての「50代」と、実在50代人間である今の自分との間にかなりのギャップが、これはもう如何ともし難く存在するのだった。
で、『絶対猫から動かない』。
主要登場人物として50代の人間が幾人か出てくるが、今書いたような次第で、すごく年上の人たちの話を読んでいる気分に、最初の頃はなってしまっていた。物語と今それを読んでいる自分との間に適切な距離感を掴めないという問題が、自分自身の中に存在することを痛切に感じた。
そこで考えたのは、登場人物と同じ年齢の芸能人など、自分が普段から見慣れている方々を登場人物のアバターとして頭の中で置き換えてみたらどうだろう、ということ。既に知っている人を登場人物に当てはめて頭の中で再構成してみれば、距離感がより掴みやすくなり、物語への没入感も深まるんじゃないか。
果たして効果は絶大だった。50代の登場人物に年齢のギャップを感じることなく、自分の同世代だとすんなり納得ができる。となると俄然彼女ら/彼らの置かれた状況やその振る舞いが、自分の現在と重なって見えてくるようになった。
新井素子さんは50代の「いつか猫になる日まで」を書いて欲しいという依頼を受けてこの物語を書いたそうだ。続編ではないのだが、「いつか猫になる日まで」のアンサー小説としての意味合いもあるそう。そういう意味では作中にうれしい仕掛けもちょっとだけあったりする。中学生の頃にコバルト文庫の『いつか猫になる日まで』を読んで衝撃を受けてから四十年、自分が五十路の坂を転がり落ち始めたまさに今、『絶対猫から動かない』に出会えた僥倖ったらないよね、と思う。

ついでに、僕がアバターとして設定した方々を書いてみる。2020年現在で登場人物と同じ年齢の筈。未読の方やこだわりのある方は見ない方がいいんでないか。
大原夢路……薬師丸ひろ子
関口冬美……荻野目慶子
氷川稔……春風亭昇太
村雨大河……小林隆
大原夢路さんと関口冬美さんは56歳なので、自分が中学1年の時に高校2年、氷川稔さんは54歳で自分が中1の時に中3という年齢差。(僕は小説を読む時に実在の人物をイメージすることはあまりないので、なかなか新鮮な体験だった。)

新井素子さんの作家デビューが決まった「第1回奇想天外SF新人賞」の選考座談会で、選考委員の筒井康隆氏が新井素子さんの文体について次のような意見を述べていた。
「新しい文章は必ず出てくるけど、これではないよ。たとえばこの人が、四十、五十のオバハンになって、まだこんな文章を書いていたらどうする? 気味ワルイですよ」
新井素子さんは17歳での作家デビュー以来作品を発表し続けて、今年還暦を迎えられる。読者である僕は四十、五十のオッサンになったが、この文体に違和感を覚えることもなく、相変わらず新井素子ファンである。
件の選考会で筒井氏と同じく選考委員を務めた星新一氏は、その文体についてこう言った。
「もはやいい悪いじゃないと思うよ。世の中がこうなっちまったんだ。」
読書メーターの感想文やSNSに流れてくる文章を読むにつけ、慧眼恐るべしと思わざるを得ない。
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mainichigahakken.net
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2020年2月に読んだ本。

みのりと100人のお嬢様 (3) (バンブー・コミックス)

読了日:02月23日 著者:藤沢カミヤ

みのりと100人のお嬢様 3 (バンブー・コミックス)

みのりと100人のお嬢様 3 (バンブー・コミックス)

宇宙船の落ちた町 (ハルキ文庫)

読了日:02月23日 著者:根本聡一郎

宇宙船の落ちた町 (ハルキ文庫)

宇宙船の落ちた町 (ハルキ文庫)

ゆこさえ戦えば (3) (少年サンデーコミックス)

読了日:02月22日 著者:福井セイ

ゆこさえ戦えば (3) (少年サンデーコミックス)

ゆこさえ戦えば (3) (少年サンデーコミックス)

  • 作者:福井 セイ
  • 発売日: 2020/02/18
  • メディア: コミック

つけびの村  噂が5人を殺したのか?

読了日:02月22日 著者:高橋ユキ

ワン・モア・ヌーク (新潮文庫)

読み終わって興奮している。超面白かった。みんなにおすすめしたい。
読了日:02月18日 著者:藤井太洋

ワン・モア・ヌーク (新潮文庫)

ワン・モア・ヌーク (新潮文庫)

バララッシュ (3) (ハルタコミックス)

いい話だった。終わってしまったのが悲しい。
読了日:02月18日 著者:福島聡

バララッシュ 3巻 (ハルタコミックス)

バララッシュ 3巻 (ハルタコミックス)

  • 作者:福島 聡
  • 発売日: 2020/02/15
  • メディア: コミック

どくヤン! (1) (モーニング KC)

今気づいたけど表紙でヤンキーが手に持ってるのは講談社文庫版の芥川龍之介『藪の中』なのな。講談社文庫て今でも芥川作品があるのね。2009年の刊行らしい。でも芥川で文庫なら新潮とか岩波なのではと咄嗟に思ってしまったがそう言えばこれはモーニングKCなのだった。「藪の中」をチョイスしてるのはお主できるなという感じで素晴らしい。
読了日:02月18日 著者:カミムラ晋作,左近洋一郎

どくヤン!(1) (モーニング KC)

どくヤン!(1) (モーニング KC)

幻魔大戦 Rebirth (11) (少年サンデーコミックススペシャル)

読了日:02月13日 著者:早瀬マサト,石森プロ,七月鏡一,平井和正,石ノ森章太郎

ハナコ@ラバトリー 新装版 (上・下) (電撃コミックスNEXT)

読了日:02月10日 著者:秋★枝

ハナコ@ラバトリー 新装版(上) (電撃コミックスNEXT)

ハナコ@ラバトリー 新装版(上) (電撃コミックスNEXT)

  • 作者:秋★枝
  • 発売日: 2019/09/10
  • メディア: コミック
ハナコ@ラバトリー 新装版(下) (電撃コミックスNEXT)

ハナコ@ラバトリー 新装版(下) (電撃コミックスNEXT)

  • 作者:秋★枝
  • 発売日: 2019/09/10
  • メディア: コミック

キリスト教入門 (岩波ジュニア新書)

読了日:02月09日 著者:山我哲雄

キリスト教入門 (岩波ジュニア新書)

キリスト教入門 (岩波ジュニア新書)

海辺のキュー (1) (ヒーローズコミックス)

読了日:02月09日 著者:背川昇

海辺のキュー(1) (ヒーローズコミックス)

海辺のキュー(1) (ヒーローズコミックス)

  • 作者:背川 昇
  • 発売日: 2020/02/05
  • メディア: コミック