山本直樹の非エロ漫画本を2冊読了。

上はエッセイ集。「思想の科学」に連載したエッセイなどをまとめたものである。
下は山本直樹の見た夢を文章化したものに筆ペンで描いた絵が付いている。この絵がまた適当に勢いがあっていいんである。
どちらも文章の雰囲気とかリズムなどはやはり漫画と共通したものがあるように思われる。特に「夢辞書」の訳わからなさ加減は彼の短編エロ漫画を彷彿とさせる。一度に集中して読むのはなかなかつらいものがあるんだが、ファンは読んでみるといいかも知れない。