今日は一日ショパンのノクターンを聴いていた。イヴァン・モラヴェッツ演奏のCDである。
『グリーン・レクイエム』という作品は、私にとってはショパンのノクターンです。モラヴェッツって人が弾いたショパンのノクターンを、私なりに小説に翻訳したのが、この作品です。(この場合、ショパンのファンやモラヴェッツ氏のファンには、いろいろ文句や異論もあるでしょうが、無視させていただきます。)
『グリーン・レクイエム』愛蔵版の「あとがき」にこうある通り、この作品のB.G.M.として記載されているショパンの「ノクターン作品九の一」とはモラヴェッツ演奏のものだったらしい。
このように書かれては手に入れたくなるのが人情というものだが、ネットで検索しても現在日本ではモラヴェッツ演奏の「ノクターン作品九の一」は発売されていないらしい。で、amazon.comで購入したのであった*1。
けだるい午後の昼下がりに紅茶でも飲みながら聞くには最適である。もっとも、今日の午後はリラックスするにはほど遠い状況であった。
- 「CHOPIN:NOCTURNES」,Ivan Moravec,ASIN:B000005J03
- 『グリーン・レクイエム』愛蔵版,新井素子,講談社,ISBN:4062049457
*1:ASINコードがわかればamazon.co.jpでも注文できることが後に判明。