第84回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝戦。

1-2で敗戦。前半にヴェルディに先制を許すも小林慶行を2枚目のイエローで退場に追い込みまだまだ追い上げは可能な雰囲気だった。しかし後半8分の福西のミスから平本に30mを独走され2点目を奪われる。これでゲームプランが狂ったか、後半はほぼジュビロのシュート練習の場と化したフィールドの中、自陣に引いて守備を固めるヴェルディに対しなかなか得点を奪うことができない。決定機は何度も作った。だがゴールはならず。名波の完璧なFKもキーパー高木に弾き出された。中山、川口、藤田の投入も効果無く、結局得点は西の1点のみに止まった。悔しいとしか言葉が出てこない。なんとか文章を書きつらねているが今もはらわたが煮えくり返っているのである。準優勝の表彰のためバルコニーに並んだジュビロイレブンの憮然とした表情が忘れられない。
とりあえずこれでジュビロ磐田の2004年シーズンは終わった。ここからは来季に向けて仕切り直しである。2006年のAFCチャンピオンズリーグ出場権を獲れなかったのは惜しかったが、今年の戦いはすぐに始まる。新戦力も続々入ってきている状況であり、新生ジュビロ磐田を作る山本昌邦監督の手腕に期待するのである。思うような成績が上がらなくても耐える覚悟は出来ている。その先にある栄光に俺たちを導いてくれ。