夢の途中。
サンケイスポーツにこんな記事があった。
映画版をテレビでリメイクするに当たり主人公・星泉役の長澤まさみが役名のまま主題歌を歌うのだそうだ。
女優、薬師丸ひろ子(42)が昭和56年に大ヒットさせた名曲「セーラー服と機関銃」が25年ぶりに復活する。10月25日に発売される同曲を歌うのは、なんと無名の新人歌手、星泉。実は彼女、10月13日スタートのTBS系ドラマ「セーラー服と機関銃」(金曜後10・0)の主人公で、劇中でヤクザの組長になってしまう女子高生だった。その星泉を演じる人物こそ今をときめく…。
♪さよならは別れの言葉じゃなくて 再び遭うまでの遠い約束…
薬師丸ひろ子のデビュー曲で、彼女が主演した同タイトル映画の主題歌だった「セーラー服と機関銃」が、新しいアレンジで、新しい歌い手によって四半世紀ぶりによみがえる。同曲は当時、120万枚を突破する大ヒットとなり、作曲した来生たかお(55)が「夢の途中」という別タイトル(一部の歌詞以外メロディーを含め同じ)でもヒットさせた昭和を代表する名曲だ。
薬師丸が主演した同映画がTBS系ドラマで25年ぶりにリメークされることを受け、同局ではドラマ主題歌も同じ曲でいこうとなった。ただ、映画版では星泉を演じた薬師丸が歌ったが、テレビ版では強烈なインパクトを与えるためのイメージ戦略として、あくまで劇中の星泉に歌ってもらうことになった。
ヒントを明かすと、今回ドラマで星泉を演じるのは、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの若手女優、長澤まさみ(19)。だが、あくまで長澤とは謳わず、ジャケット写真も機関銃を手にした星泉のシルエットのみという徹底ぶりだ。
このほど、星泉のレコーディングが都内のスタジオで行われ、完成した楽曲を聴いたTBSの石丸彰彦プロデューサーは「堂々とまっすぐに歌い上げてもらい、ある種の感動を覚えました」と感想を述べ、「歌詞の持つ意味とドラマのストーリーとの相互リンクが聴き応えある」と明かした。
また、アレンジも原曲の持つ透明感をそのまま受け継ぎ、「2006年のビート感を出した」(音楽プロデューサー、溝口大悟氏)という。星泉の歌声については「劇中の星泉の気持ちを素直に、てらいなく表現してくれました」と絶賛している。
ビクターエンタテインメントから発売される初回限定盤には、プロモーションビデオを収めたDVDが付く。音楽番組に出演する予定はないというから、貴重な1枚となりそうだ。
『セーラー服と機関銃』を映画館で見た薬師丸ひろ子直撃世代の俺としては、あの名曲がどんなアレンジで帰ってくるのかが非常に気になるのである。長澤まさみって歌は上手いのかな。リメイクといい主題歌といい、どうにも期待は高まるのであった。
どうせなら『悲しいくらいほんとの話』*1とカップリングしてくれると無上に嬉しかったりするのだが、さすがにそれはないか。