年頭のコミック販売傾向。

売場は予想していたほどガラガラという訳でもなく拍子抜けした。
ONE PIECE』や『NARUTO』などの大長編は思っていたほど売れておらず、ジャンプ系では『D.Gray-man』『家庭教師ヒットマンREBORN!』『BLEACH』が好調。『DEATH NOTE』があればなあ。サンデー系は『結界師』が好調の他『MAJOR』がぼちぼち。マガジン系では『あひるの空』『魔法先生ネギま!』がぼちぼち。年末に6冊ずつ仕入れていた『ダイヤのA』1〜3巻がやはり売り切れていた。人気は全国的なもののようで、特に野球ものが売れるうちの店では切らしてはいけない商品と認識する。
女性向けで特筆すべきは『のだめカンタービレ』の人気で、各巻10冊程平積みにしていた売場がすっかり空になっていたのに驚いた。ドラマが終わってもまだ売れている。まだ売れる。他はフラワーコミックスの『僕等がいた』が好調。マーガレットコミックスの『ラブ・コン』の最新第15巻も順調。花とゆめコミックスは『桜蘭高校ホスト部』が品切れになっていたため好調とは言えないが趣味で置いている川原泉の作品が売れていたのは愉快である。
今日は品出しを後に回して*1スリップの整理を残業までしてひぃひぃ言いながらやっていたのだが、7日分とあってはとても注文まで手が回らない。メジャーな出版社は一覧注文書で発注した方が発注入力の手間も省けて早いんじゃないだろうか*2。来週の火曜日も3日分のスリップが上がってくるのか……。仕事的には飽和状態である。スリップ地獄が続く。

*1:クリスマス前に注文したコミックは8箱届いていた。

*2:しかし集英社は注文を郵送でしか受け付けていないので商品到着まで時間が掛かるという重大な欠点がある。