吾妻ひでお『うつうつひでお日記 その後』。
9月25日に発売された本。『うつうつひでお日記』のような日記漫画でなく挿絵ありの絵日記のようになっている。
新井素子さんの名前が文中に登場している。
P.60、2007年10月14日(日)の記述より。
P.104、2007年12月30日(月)の記述より。
新井素子さん編『ほしのはじまり−決定版星新一ショートショート』贈呈していただく○。私が初めて読んだ星さんの小説はSFではなく、ミステリ集の『エヌ氏の遊園地』だった。その文体にびっくりした覚えがある。なかでも「殺し屋ですのよ」が好きだったが、収録されテタのでうれしかった。
最終ページには復刻された『ひでおと素子の愛の交換日記』の広告が1ページ掲載されていた。
天才少女と鬼才漫画家が繰りひろげる豪華絶品コラボレーション!?
だそうである。「愛の交換日記」を書いた時、新井素子さんは女子大生であった。女子大生を「少女」と呼ぶのには違和感を覚えるがまあ天才であることは確かだし実際に少女作家でもあったのでこれでいいのだ。
- 『うつうつひでお日記 その後』,吾妻ひでお,角川書店,900円+税,ISBN:9784048542463