『ダ・ヴィンチ』の有川浩インタビュー。

ダ・ヴィンチ』1月号に掲載されていた有川浩のインタビューを読んだ。最新刊『シアター!』については、やはり続編を書く余地は残していたんだそうだ。

文庫レーベルの特徴は、シリーズものを基本路線とすることだ。「もし読者さんに受け入れてもらった時は、続きが出せるようなものを、という意識はありました」と有川は言う。

ぜひとも読みたい、というかあの話で続編がないのは許しがたいと思っているので、よろしくお願いします。
有川浩の発言以外で気になったこと。話の内容を紹介するこの文章。

へたれな劇団主催の弟のために、会社員で超現実主義の兄が立ち上がる! 物語はでこぼこ兄弟を軸に進むが、最大の衝撃をもたらすのは、人気声優として活躍する新劇団員の登場だ。

超現実主義の兄。なんでここでシュールレアリスムが出てくるんだ? と2秒くらい考えて自分の誤りに気がついた。「超・現実主義」か。「超」で「現実主義」を強調したかったらしい。表現を変えると「厳格な現実主義路線の兄」となる。安易に超を使うのもまぎらわしくて考えものだという話。そ・そ・そ・そゆこと。超いい。