「新井素子は『ライトノベル作家』と見なされる場合もある」?

新井素子は『ライトノベル作家』と見なされる場合もある」?

WZ EDITORを使っているにも関わらず、今までWZ MEMOは使った事がなかったのである。
使い始めたらえれー便利。考えている事とか、他のサイトで得た情報とかをちょっとメモしておくのに最適。もうこれなしでは生きていけない。
で、そのWZ MEMOを使って何をしていたかというと、こんな事をメモしていたのである。

ライトノベルの定義

角川スニーカー文庫富士見ファンタジア文庫電撃文庫集英社スーパーダッシュ文庫朝日ソノラマ文庫などのティーン向け文庫に収録された小説のこと。(?)
(疑問1)
女の子向けの集英社コバルト文庫講談社X文庫などが含まれるかは不明。またボーイズラブものがライトノベルに含まれるかも不明。
(訂正)
女の子向けノベル、ボーイズラブものもライトノベルに含まれるようだ。
(疑問2)
他に付加すべき条件は当然あるだろう。それは何か? 成立年代、内容、イラスト、等
(ちなみに)
2ちゃんのラノベ板では、ライトノベルの定義が絡むと板が荒れるのでしてはいけない、というのがルールになっているらしい。
(参考サイト)
ありさとの蔵 http://alisato.parfait.ne.jp/ (NAKA氏より)

ライトノベル作家の定義

いわゆる「ライトノベル」を執筆活動の中心にしている作家と考えるのが妥当。
(疑問)
過去にライトノベルを活動の中心にした事がある作家や、ライトノベルというジャンルの成立に関係した作家は含まれるのか? それを含めるのならば、では夢枕獏はどうなのか? 過去コバルト文庫から3冊の本を出し、また朝日ソノラマ文庫では超人気シリーズ「キマイラ吼」を発表した。しかもこのシリーズは現在継続中である。しかし、誰も彼をライトノベル作家とは呼ばないだろう。菊地秀行に関しても同様。
(追加)
作家が自らを「ライトノベル作家」であると主張している場合、はライトノベル作家と見なす事はできるだろう。しかし、回りからの評価が違うかもしれない事は考慮しておくべきある。
上記は違うジャンルでも起こりうる。
例「SF作家」

新井素子ライトノベル作家と見なされるのはどういう場合か」問題について考えていたのである。
この場合、「ライトノベル」の定義がよくわからないのが問題なので、それを考えようとしたという次第。

新井素子が「ライトノベル作家」と見なされるのはどういう場合か?

ちなみに、では「ライトノベル作家と見なされる場合もある」という記述をしていたWikipediaは「ライトノベル」をどのように定義しているのか。→Wikipedia「ライトノベル」
年代的な考察がいっさい抜けているのは気になる。あと、

現在はこの呼び方が一般的だが、出版社によって呼び方が異なり、ヤングアダルトノベル、ジュブナイルノベルとよばれることもある。

これはなんか違うんじゃないか? また感覚のみを根拠に言っているんだが。
しかし、「場合もある」とか「こともある」とか曖昧な書き方が多いのが非常に気になる。具体例を挙げないと説得力に欠ける。

さらに、では「ライトノベル作家」はどう定義されているのか。→Wikipedia「ライトノベル作家一覧」

ライトノベルを主として書く作家

ということで、これは納得できる。だからこそ、この定義に従えば現在の新井素子は違うんじゃないの、と思ってしまう訳である。

結論?

つーか、逆に言えば、新井素子については周囲はまだコバルト文庫を中心に活動している作家、くらいの認識しかないということですか? 現在の新井素子についてはよく知らない人(たち)が過去の印象のみでこの括りに入れてる、と。
ああ、そうか。そういうことですか。なるほど。
て、こんな結論かよ。

Wikipedia自体が参加者の議論によって項目を更新していくというシステムを採っている以上、こういう話もWikipedia内部へ持って行くのが筋なんだろうが。
結局の処Wikipedia内部での話に終始してしまうなら不毛な議論になりそうな気がしてきました。
新井素子ライトノベル作家と見なされる場合がある」というのが、Wikipedia的にじゃなくて一般的な見解とされているのかどうかをもう少し調べてみます。

だいぶ考えがまとまってきました。ありがとうございました。>NAKA氏
ジャンル「新井素子」作家、というのは激しく同意です。