Jリーグ1stステージ第3節、ジュビロ磐田vs浦和レッドダイヤモンズ。

http://www.jubilo-iwata.co.jp/jubilo/live/J040403_396.html
3-1で勝利。エメルソンが退場になるまでは緊迫感溢れる引き締まった試合だったが、審判が試合をぶちこわした印象。俺としては勝つことが何よりも優先するので結果にはとても満足している。西が2ゴール、1アシストと切れまくり。溜飲下がりまくり。しかし今日はなんと言ってもレッズ攻撃陣vsジュビロ守備陣のせめぎ合いを楽しみにしていたのである。その楽しみが前半23分であっさり終わってしまったのは非常に残念だ。審判は空気読め。
怖かったのはジュビロの3バックで山西の代わりに左に入った菊地である。彼のスタメンデビューは昨年2ndステージのレッズ戦だった。3バックの一角として出場したものの、高卒新人がいきなりエメルソンに対抗できる訳もなくちんちんにやられまくり、試合も1-3で負けたのである。それがトラウマになってなきゃいいがと心配していたんだが、やはり最初はかなりナーバスになっていたように見えた。同点とされたオウンゴールは永井のドリブルに対して菊地がずるずると下がりまくってしまったのが原因である。相当なプレッシャーがあったんじゃないかと推測してみるものである。
ただ、その後は若手社員のミスを見かねた服部係長が随所でフォローに入ったせいもあり立ち直ったように見えた。こういう役回りができるのが服部という男だ。菊地が出る前に自分が永井をチェックに行くようにしたり(しかもほとんど潰した)、バックラインに入って突然4バック気味にしたりと菊地のプレッシャーを和らげる見事な指導教官ぶりだった。あれはベンチの指示じゃなくて自分の判断だったんじゃなかろうか。河村もこうやって育てられたのである。最近の試合ではパスミスを連発したり限界説が囁かれ始めた服部であるが、非常に今日は頼もしく見えた。今日の勝利が菊地の自信になってくれるといいんだが*1
次の試合は4月6日火曜日のAFCチャンピオンズリーグ予選。敵はジャシンカ帝国の進化獣シャンハイシンカである。3日後なのである。選手は大変だ。今日だってW杯予選に招集された藤田、福西、西が出ていたって言うのに。なんとかやりくりしてお願いしますよ桑さん、どうかひとつ。
平日のナイター、しかも注目度の低いACLの試合ということでお客さんの入りが非常に心配される。俺はとりあえずダイナロボで出撃するのである。

*1:もともとメンタルはけっこう強そうなのである。U-23日本代表ではチームメイトから「監督」と呼ばれているらしい。