新井素子の初恋。

id:akapon:20040428#p2の記事について新井素子掲示板にちぃさんより情報を頂く。「新井素子さんが片思いの人に原稿を渡したというエピソード」は『大忙しの二日間 結婚物語 下』(ISBN:4041600049)に収録されている「結婚物語への案内状」に登場するとのこと。おお、確かに。

――で、初恋に話にもどりますが、ひょっとしてその頃に『ひとめあなたに…』を書いたのでは?
「初恋やってる時ではないですけど、初恋やったから書けたって部分もあります。その頃ちょうど書いていたのは『宇宙魚顛末記』です。あれを書きあげた日に、決定的に失恋したんです』
――決定的というと?
「その原稿をあげたくて、会って、それでやっぱり(きみのことは)そういうふうに思えないと言われて帰ってきたんです。原稿自体をおしつけてきちゃったから、読んだかどうかは知らないけれど」

しかし、こちらでは初恋は大学一年の時と仰っておられるが、「ファンロード」のインタビューでは高三の時と答えられている。これはひとつの初恋のことなのだろうか。
ちなみにこのインタビューは新婚早々の新井素子さんの状況がとてもよく判って面白い。

「(中略)
でも、ダンナの帰りが十二時すぎようが一時すぎようが待ってることもあるんです。これをやると嫌がられるんだけどねェ。嫌がる気持もよく分るんだァ……」

この辺りの感情なんかそのまんま『おしまいの日』(ISBN:4101426031)の執筆に直結してそう。