SBSカップ最終日、U-19日本代表対U-19ブラジル代表。
ジュビロ磐田ユースの森下俊が後半途中からこの大会初出場。本来はDFだが、なぜか中盤の左サイドで起用された。それでも絶好のクロスを上げるなど、得点にはならなかったもののまずまずの活躍。試合は80分戦って0-0と決着が付かず、PK戦へ。森下は2番手として登場したが、緊張したか余裕がなかったかスピードもコースも甘く止められてしまったのは残念である。日本代表は他に1人はずし、3-4で敗戦。大会はU-19ブラジル代表の優勝で幕を閉じた。
ジュビロ磐田勢では昨日トップの試合にも出たカレンがフォワードとしてスタメン出場。後半途中で交代した。GKは大分トリニータU-18の西川が出ており、松井謙弥は2試合続けて出番なし。
この日のテレビ解説はジュビロ磐田強化部長の鈴木政一氏。ブラジル代表が深いところから蹴ったボールに対してオフサイドを取ろうとするDFのラインコントロールについて、
「女子代表の試合じゃないですけど、完璧なオフサイドを流される場合もありますからね」
鈴木氏からもアメリカ戦のあれはオフサイドに見えたようだ。ここまで出番のなかったジュビロ磐田ユースの森下俊が準備しているとレポートがあり画面に姿が映った時、「出ますね、俊」とうれしそうに言っていたのが印象的。場面場面で誰が何をしなければならないかを細かく指摘する解説は聞き応えがあった。