Jリーグ2ndステージ第3節、対浦和レッズ戦。
何を書いたらいいものやら。
テレビの生放送がなかったので実況板に張り付いて試合展開を追った。PCの前で歯噛みし、狂喜し、しかしほとんど煩悶しながら2時間を過ごした。とりあえずこの目で確認してみんことにわ、と22:00からJNN Newsbirdの中継を見たのだが。
激しく脱力するような負けだった。福西退場で10人になってから同点に追いつく底力にはいつもいつも敬服するのだが、そこで勝ちきれないのが今季のジュビロである。ACLでもJリーグ1stステージでも何回もあったことだ。勝ちに行くなら勝ちに行くで、引き分けを狙うなら引き分けを狙うで、どうしてそれを完遂することができないのか。レッズはよく動いていた。後半ロスタイムだというのにあんなドリブルを見せ、シュートを決めた長谷部は称賛に値する。
悔しいが、本当に悔しいが、今日の試合は力負けである。レッズを初めて怖いと思った。一瞬でも隙があったらやられる、というプレッシャーを常に感じる試合展開。以前ならそれをいなす若干の余裕がジュビロにはあったのである。しかし今日は多くの時間帯でレッズの激しいプレスに苦しみ、そして蹂躙された。
2失点目の佐藤のミスは悔やまれるのだが、しかし彼を攻める気にもなれないのである。少なくとも彼は好守で3点は防いでいる。ピッチの中の何かがルーズになっている。何かとは何か。端で見ている素人には容易には判らない。
テレビの実況によれば、開幕から3試合白星がないのは1999年の2ndステージ以来だそうだ。第2次桑原隆政権の時である。第3次桑原政権下の現在、よもや同じ苦しみを味わうことになろうとは。生観戦するようになった最初の年だから、あの時のことはよく覚えている。1st優勝の後の低迷だったから、サッカーて一寸先は判らんもんだなあと思い知らされたものだった。結局2ndステージは捨て、三浦文丈と安藤正裕を補強してチャンピオンシップを獲ったのだった。では、今回は何を目標として立て直しを図るのだろうか。
次の試合は横浜F・マリノス戦。イエロー2枚で退場になった福西は出場することができない。大いに反省するように。
酒を飲んでいる。飲んでいるのは長野県大町市の小谷錦。純米吟醸の生酒である。うまいのである。もっと酔っぱらってしまおう。