新井素子研究会編。
上記の朝日新聞1990年8月18日のエッセイ「新井素子さんと見るシャイニング」は、素研が編纂した資料集の中にあった。「喫茶・素子の部屋」で来店した人が読めるようにコピーを何部か作って店内に置いたのである。当時朝日新聞夕刊に連載されていたエッセイ「心象回廊」や四つの新聞記事のコピーが収められている。懐かしい。
それで思い出したが、「心象回廊」のリストをまだ作っていなかったのである。これは三人のSF作家が週替わりで書いていた連載エッセイで、他には確か山田正紀が書いていた。あと一人は思い出せない。新井素子さんが書いた分はエッセイ集『とり散らかしておりますが』に収録されたのだが、完全収録ではなかったように思う。それを確認してみたい。縮刷版に当たってみよう。