新井素子的10大ニュース2004。

他サイトが色々やっているので、俺も真似して2004年の新井素子的10大ニュースを挙げてみよう。

  1. 羽田健太郎のCD『ハネケンランド』にラジオドラマ版「グリーン・レクイエム」が収録される。
  2. エッセイ集『明日も元気にいきましょう』(角川文庫)発売
  3. エッセイ集『お元気ですか』(廣済堂出版)発売
  4. 『pumpkin』誌で連載エッセイ「読書の缶詰」開始
  5. 新装版『扉を開けて』集英社コバルト文庫)発売
  6. クロスワードハウス』誌の連載エッセイが「今日もいい天気」とタイトル変更して継続
  7. NHK-BS「週刊ブックレビュー」に新井素子さん出演
  8. ハヤカワ文庫JA日本人作家フェア」に『今はもういないあたしへ…
  9. 新井素子ファンクラブ「どんきほ〜て」8月で活動休眠
  10. ライトノベル史を巡る議論に新井素子さんの名前が出てくること多数

と、一応挙げてはみたが、苦しいネタもいくつか。はっきり言って10コはきつかった。順位にはあまり意味はなく適当である。
1.は待ち望んでいた人も多かったのではなかろうか。かく言う俺もその一人である。伝説の羽田版「グリーン・レクイエム」がとうとうCDに収録された。久石版、難波版、ショパンノクターン作品9の1などと聴き比べてみては如何でしょうか。
2.3.は今年発売されたエッセイ集。書き貯めていた分があったとは言え、年内に新刊エッセイが二冊も発売されるというのは近年にない大ニュース。嬉しいことこの上なし。
4.は始まったばかりなので、これから先どんな本を紹介して頂けるのか非常に楽しみ。
5.は人気漫画家の羽海野チカのイラストが表紙を飾る新装版。イラストはとてもいい感じ。氷室冴子久美沙織と発売されてきた新装版シリーズにとうとう新井素子さんが登場。この本の売れ行きによっては次の新装版『あたしの中の……』と『いつか猫になる日まで』の発売が遅れたり発売されなかったりするのでは、とちょっと心配している。
6.は「お元気ですか」から「今日もいい天気」へ。『お元気ですか』のようにエッセイ集発売もゆくゆくは期待したい処。
7.は数少ないご本人のメディア露出なので。
8.は大ニュースという訳でもないが、フェアに合わせて『今はもういないあたしへ…』の増刷がかかったのは喜ばしい限り。新井素子さんの手書きPOP(印刷物)を快く譲ってくれたBOOKS禅・浜岡店に栄えあれ。
9.は本当に驚いた出来事。老舗ファンクラブの休眠で現在団体として活動中のファンクラブはなくなった模様。「どんきほ〜て」の方々、お疲れ様でした。
10.は「ライトノベル」解説本が何冊も出版されるなどの最近の風潮の中で、歴史上の人物として新井素子さんが取り上げられることが多かったことから。俺個人としては現在を等閑にしたまま過去を語っても仕方がないので、新井素子さんの現在の仕事を広く知ってもらいたいとますます思う今日この頃。
さて、来年2005年はどのようなことが起こるのでしょうか。楽しみに待ちましょう。