第4回スーパーダッシュ小説新人賞結果発表。

集英社スーパーダッシュ文庫編集部が主催する第4回スーパーダッシュ小説新人賞の結果が22日、公式サイトで発表された。
今回は大賞受賞作が二作出るという異例の結果となった。新井素子さんを含む選考委員の方々のコメントを読むと、最終選考に残った作品のレベルはどれも高かったようだ。その中で大賞を二作選ぶというのは選考委員としてもかなりの英断だったと思われる。新井素子さんは選評で大賞受賞作の一編にかなり文句を付けているが、本人も書いている通り「あえて」こういう役回りを引き受けたと思われ、作品の出来は認めた上での注文であると推察してみる。何しろ大賞に選んじゃってるという事実は揺るがない訳で。
この二作、出版されるのが楽しみであるな。