J1リーグ第10節、対ガンバ大阪戦。

2-1で逆転勝ち! 連勝! ホームで初勝利! よっしゃ!!
今日の試合はSBSで中継されたのだが、特別プログラムということで14:00〜16:00まで横浜F・マリノス清水エスパルスの生放送、16:00〜18:00までジュビロ磐田ガンバ大阪の録画放送とサッカータイムを設けていたのである。当然生放送は見るので、その裏で行われる磐田の試合についても放送中に結果を言ってしまうにちがいないと思い、それならと楽しみをとっておかずにテレビを見ながら同時にネットの実況板で経過を追っていたのである。いい結果を知ってから見る録画放送というのは格別であった。
最初の得点は確かに藤田が決めたように見えたが、スローで見ると前田が頭で合わせなければ微妙に枠から外れていたかも知れない。まあ、ボールを蹴る前の藤田のあの切り返しで勝負あったという感じだったので、藤田も前田も凄かったというゴールシーンだった。中山が150ゴールを達成したことで、通算94ゴールを決めている藤田の100点到達はいつか、というのがにわかに注目を浴びてきた。Jリーグ歴代でも現在第4位タイ、MFではダントツの1位という凄い記録なのである。この2試合、藤田の得点かな? と思ったら違ったという場面が続いたので藤田としては不本意であるかも知れないが、今のチームの調子からすればまだまだ得点に絡む場面は増える筈だ。100点は絶対にジュビロ磐田で達成して欲しい、というのが俺個人の偽らざる心境である。
今日の放送では解説に吉田光範*1が復活。あの辛口な解説が大好きなので、放送席に帰ってきてくれたのはうれしい限り。この人の解説のいい処は、的確で具体的な状況説明ができる処と、ダメな処ははっきりダメと言うが選手がいい仕事をした時はそのタイミングできっちり褒めるという、その切り分けがしっかりしていることである。今日は茶野について盛んにダメ出しをしていた。曰く、「茶野くんは予測と決断をもっと速くしないと」「相手へのアプローチをもっと早く」「ここで下がっちゃうのがいけないんですよ、行かなきゃ」などと途中で相当イライラしている様子が伺えたが、それでも褒める時は褒めるのである。磐田のユースっ子もきっとこうして揉まれているに違いないとか思うとほくそ笑んだりしてしまう。茶野はまだ磐田のやり方に慣れていないのかも知れず、修正の余地が多分にあるのは確かだろうと思うので精進してくれい。SBSのテレビ解説はスタッフが持ち回りで担当しているようだが、今年はよっさんの順番なのかな? またぜひお願いしたい。
この勝利によりジュビロ磐田は順位を7位と上げた。ようやく一桁の順位まで来たが、4位から12位までの9チームが勝ち点差3の中でひしめく大混戦である。じりじり勝ち点を伸ばしている首位の鹿島が気になりつつ、ここから抜け出さないとちょっとやばいよねと危機感は募るのであった。次戦は5月8日、敵地でのヴィッセル神戸戦である。連敗中でチームはガタガタのようだが、レオン監督が就任して油断はならないという雰囲気はある。確実に勝っておきたい。

*1:ヤマハ発動機ジュビロ磐田で活躍した元選手。日本代表ではドーハの悲劇も経験した。現ジュビロ磐田ユースコーチ。