J1リーグ第16節、対サンフレッチェ広島戦。

0-0で引き分け。田中が前節の藤田俊哉(名古屋)のゴールを思わせるシュートを放つなど何度か決定機はあったもののキーパー下田の好守もあり得点できず。磐田側も決定的なピンチを川口能活のスーパーセーブで乗り切り無失点。西、福西、名波のいない中盤は流石に破壊力に欠け、リスクを背負っても攻めようという意志に欠けたように見え、引き分けで充分というジュビロ磐田としては志の低いちょっと面白くないサッカーになってしまったように思われ。
トップ下に入った初スタメンの船谷は、目の覚めるようなミドルシュートを二本放った以外は見せ場はほとんど無く、試合の流れに乗れないまま後半途中で崔龍洙と交代。ちと元気がなかったか? 西の復帰がいつになるか判らない以上また出番は必ず来る筈なので、これに挫けず次に備えて欲しい。
今日は首位の鹿島が敗れたため勝ち点差が1だけは縮まったのはよしとしておこう。まだ追撃のチャンスは残されている。ただし3位以下は相変わらずの団子レース状態で、今日勝った横浜が広島と磐田を一気に抜き去り3位に浮上している。上にも下にも気を抜くことができないまま、まだ連戦は続く。次戦は7月17日の日曜日、ホームのヤマハスタジアム(磐田)東京ヴェルディ1969を迎え撃つ。望むのは勝利のみ。