東アジア選手権、対中国代表戦。

2-2で引き分け。
メンバー総入れ替えのこの試合、ジュビロ磐田勢としては村井と茶野が先発出場した。村井は当然左サイド。しかし茶野は何とセンターバックの真ん中である。てっきりストッパーで起用されるのかと思っていたので驚いた。ジェフ時代に経験があるのだろうか。もっともジュビロ磐田不動のリベロ田中誠を右ストッパーとして起用し続けるジーコのこと、何も考えていないのかも知れない。
村井は相手のファールを誘うスルーパスで1点差に迫るフリーキックを引き出したが、周囲との連携は今ひとつ。期待していた元同僚の阿部→村井ホットラインもなし。惜しいクロスは何本か上げたものの得点には結びつかず。このままチームに馴染んでいけばアレックスよりよくなるんじゃないかとはファンの欲目である。ただ、この試合でも途中でアレックスと交代させられたように、ジーコがそのチャンスを与えてくれるかどうかは微妙な処である。
茶野はまあ可もなく不可もなしという感じ。というかあのディフェンスラインで何を期待しろと言うのか。それにしても終了時間が近づくにつれリベロの茶野がガンガン前に出ていたのに、坪井と茂庭はどうにも引き気味だったのは萎えた。俺はサッカーのことを詳しく知っている訳ではないからポジショニングだの試合の機微だのよく判らんのだが、あそこはディフェンスラインをガッと上げて総攻撃する場面ではないのかね。
関係ないが巻のヘディングは首を必死に伸ばしているように見える処が微笑ましい。だが、首を伸ばすくらいなら最初から体全体で行けよ、と思わんでもない。