J1リーグ第9節、清水エスパルス対浦和レッドダイヤモンズ戦。

従妹の旦那が招待券を入手したとのことでご一緒させて頂くことになり、ジュビロの試合を最後まで見た後にエコパへ。ジュビロが勝てば首位の浦和がこけることを期待して清水をちょっと応援しようかと思っていたが、引き分けではどうも素直に応援する気にならない。結果は2-1で清水が今期無敗の浦和を破る番狂わせ。スタジアムに轟く歓声が凄かった。レッズが負けたのはちと喜ばしい。されど清水とは勝ち点差がまた開いた。中位のチームを応援しながら別のチームの試合を見るのはなかなか複雑な心境が伴うのである。
試合はそれほど面白いものでなく、2点取られても泰然自若としていた浦和の姿に自信と風格を見てとって、ああ勢いのあるチームは違うなあと思ったのも束の間、主審家本が例によって不可解なイエローカードを連発し試合をぶち壊す。アレックスがペナルティエリア内で倒れたのはシミュレーションじゃないだろう。どこに目が付いてるんだと思わず言いたくなる家本劇場には苦笑いするしかない。試合終了後に家本に食ってかかりイエローカードをもらったポンテの気持ちはよく判るのである。
さらにまたリードしていた清水の後半のへたれっぷりが頂けない。前半は中盤でボールを奪うとすぐ速攻に転じ前戦の選手たちが一斉に凄い勢いでゴールめがけて殺到する爽快なサッカーをしていたが、後半は打って変わってボールを奪っても誰も飛び出していかないのである。リスクをかけない安全サッカーなのである。もしかしたらゲームプラン通りなのかも知れないけれど、攻めないサッカーは見ていてがっかりするのである。あれがいつもの清水なのだろうか。