『小説すばる』2006年10月号。

書店にて購入。新井素子さんの読み切り連作「ちいさなおはなし」は第三回。今回のお話はuniverseとworldの二つの「世界」はどのように始まったかについて。worldの方のきっかけは意外なものだったが、描写の静謐さが素敵だ。思わずその有り様に思いを馳せる。優しい気持ち、心が静かに澄みわたるような気持ちにもなれるような気がする。