天皇杯第4回戦、対順天堂大学戦。

天皇杯4回戦からいよいよJ1のチームが登場、ジュビロ磐田は緒戦を順天堂大学と戦うということでヤマハスタジアム(磐田)まで行ってきた。今日のお楽しみは順天堂大学1年のFW岡本達也である。昨季限りでジュビロ磐田を解雇され、大学に入り直してサッカーを続けている彼は、サポーターに非常に愛された選手だった。解雇に際しては惜しむ声も多かったし、俺も残念に思っていたのである。そんな彼が今どうなっておるのか。勝負とは別にそんな興味も持って見た。「岡本達也中間報告会」という横断幕も出ていて、みんな同じ思いなんだなあと苦笑を禁じ得なかったりもした。
結果は6-1。プロと大学生という実力差からすれば当然と言えば当然の大勝であった。ただ決められた1点は岡本によるもので、諦めないでボールを追いかけた結果生まれたゴールである。(磐田のGK松井の中途半端なプレーは何しとんじゃという感じだったが)一度は同点にされてちと焦ったそのゴール、悔しさと嬉しさが入り交じったなんとも複雑に感じたものである。岡本本人は大学を経て再びJの舞台に立つことを夢見てサッカーと取り組んでいる。できれば磐田に帰ってきて欲しいが、例えどんな形でもプロになる夢を叶える岡本を見てみたい、という気持ちをより強くした今日であった。