気持ちが切れていて。

どうも更新作業に没頭できない。日記を更新するのも面倒くさい。疲れているって訳じゃないんだけど、頭の働きが鈍いと感じられる。バイトの時間が延長されてからこの傾向が強くなったような。時間の余裕がないからか。それはそれとして新井素子さん関連の話題である。
グリーン・レクイエム緑幻想』の発売日は11月23日に決まった模様。東京創元社のトップページとメールマガジンに記載あり。更に『ひとめあなたに…』も刊行することになったらしい。詳細は不明だが、非常に喜ばしいことである。これが好評だったら更なる復刊もあるかも知れないしな。程よく売れてくれるといいのだが。
新井素子さんも参加するミステリーカレッジの件。チケットを買い逃した知人が約2名。オークションにはチケットが出品されていたのだろうか。入手は限りなく困難か。うーむ。
『non・no』1983年2月20日号をオークションで落札した。新井素子さんのインタビューが2ページにわたって掲載されている。若い女性向けのファッション誌に新井素子さんが登場するというのが珍しくなかった時代だった。忙しい仕事ぶりを伺わせる記述もあり、まさに時代の寵児だった訳だ。
このインタビューで注目すべき処は、作家志望の女の子だった新井素子さんが明確に作家を生業とすることに決めたことが語られている点と、どういう作家が理想かを語っている点である。

ほどほどに売れて、好きな人が読んでくれればいいんです。

雑誌『コバルト』でのインタビューでも似たようなことを仰っていたので本心からそう思っていたのだろう。現在の新井素子さんは自分の仕事ぶりに満足しているかどうか、訊いてみたいというちょっと意地悪な好奇心を抱えている。