『週刊碁』2007年11月12日号。

月曜日に届いた。新井素子さんの連載エッセイ「サルスベリがとまらない」は第54回。「旅先の囲碁編」の1回目である。移動中の時間潰しに囲碁がいいというのは判る話である。しかし旅先で囲碁をしている写真を見てゴージャス感があふれ出していると見るのはいまいちピンと来ない。何故だろう。非日常的な空間でわざわざ囲碁に興じるのが贅沢だと感じる気持ちはなんとなく理解できる。逆にバカンスにわざわざ日常的な趣味を持ち込むのをせせこましいと俺が感じてしまっているせいかもしれない。