『週刊碁』2008年5月19日号。

の感想を5月19日に書くという体たらく。届いたのは先週の月曜日である。新井素子さんの連載エッセイ「サルスベリがとまらない」は第80回。「旦那が初段になるまで編」の4回目である。旦那さんが初段に挑んだ試験碁の棋譜を取っていた新井素子さんは、囲碁とは”対局者同士が、言葉ではなく、石でもって会話をする”という「手談」であることを初めて実感したとのこと。打ち方の癖をよく理解しているパートナーだからこそ判ったことだろう。お互いを高め合っている感じがして、そういう存在がいるのはなんともうらやましいことである。