新井素子さんが選考委員を務める小説賞。

これもid:Matsu23:20080623:p1で知った情報。「ダイナミックアーク」新人賞というのがあるらしい。

で、選考委員を務めるのが、新井素子五代ゆう、舞坂洸のお三方だと。新井素子さんは集英社スーパーダッシュ小説新人賞、日本SF新人賞、日本SF大賞に続き、4度目の選考委員就任である。
どんな経緯で決まったんだろう。id:Matsu23氏は著作の復刊の有り無しを問題としておられるが、それを言ったら新井素子さんだってぼちぼち復刊されているとは言え著書の半数は絶版か品切れ重版未定だ。エッセイその他まで入れれば比率はさらに上がる。悲しい話だ。ダイナミックアークは絶版本を対象に電子書籍として販売するというサイトらしいので、それなら新井素子さんも対象になる要件は満たしているんではなかろうかと思う。全く無関係ではない、という話である。『グリーン・レクイエム』と『緑幻想』は復刊される前には電子書籍でしか買えなかったしね。まあ実際にどういう理由で選出されたのかは主催者のみぞ知る、だけれども。
とりあえず選考結果の発表は2009年3月1日だそうなので、どんな作品が選ばれるのか楽しみに待とう。(一次と二次の選考に関わってもいいが、読むのがなんか大変そうだなあ)
あと、ダイナミックプロって権利関係にうるさいんじゃなかったっけ? それなのに新井素子さんのプロフィールWikipediaの新井素子の項のほぼ丸写しで笑った。