名波浩が引退を表明。

昨夜から話題になっていた件。今朝の新聞は、静岡新聞では1面に、スポニチでは2面に大きく載っていた。一抹の寂しさを感じつつも、今年限りでの引退は既定路線だろうとある程度冷静に受けとめていたのも事実である。それが、仕事から帰って2ちゃんのジュビロ磐田スレに書き込まれた惜別の言葉を読んでいるうちに、様々な思い出が蘇って泣けてきた。
思えば1999年5月5日の対鹿島アントラーズ戦。俺がサッカーの面白さに目覚めたこの試合で、名波は同点となる超絶フリーキックを決めたのだった。あの時の感動は今も忘れることはできない。強かったジュビロの中心には常にこの男がいた。その名波だから選手生活最後をジュビロで送ってくれたというのが感慨深く思えるのである。
でもまだリーグ戦は3試合残っているし、残留争いのまっただ中だ。名波の労をねぎらうのはシーズンが終わってからにしよう。願わくば笑って名波を送り出すことができますように。
明日は引退会見が行われるそうである。名波自身の言葉に耳を傾けよう。