『ビデオ映画コレクション大全集』(別冊マンガ奇想天外)。

1981年11月に奇想天外社より刊行された雑誌。オークションのページによると「アンケート・無人島にもっていく3本のビデオ」に新井素子さんが答えているらしい*1。1000円くらいなら入札するんだが、1500円はちと高い。
1981年当時にビデオデッキを持っていた人なんて、よっぽどの新しもの好きかAVマニアか*2お金持ちだけだったんじゃないかという印象がある。この質問に答えているということは、新井素子さんの家には既に導入されていたのだろうか。
俺が初めてビデオデッキを入手したのは、この雑誌刊行より8年後の1989年、大学3年の時。アルバイトをして稼いだ金で秋葉原サトームセンで買った。Victor製で約70000円だった。目的はご多分に漏れずAV鑑賞のため*3。文明の力をまざまざと見せつけられた思いであった。

*1:他の回答者は、吾妻ひでお大林宣彦小野耕世高信太郎白井佳夫高橋留美子竹宮恵子田中小実昌筒井康隆都筑道夫手塚真橋本治星新一真鍋博眉村卓水木しげる横田順彌ほか、だそうだ。

*2:AVはオーディオ・ヴィジュアルの略。

*3:AVはアダルト・ビデオの略。