『高一時代』1986年6月号。
オークションにて入手。落札したのはずいぶん久しぶりだ。「私が高一生にすすめる”好きな本”」というコーナーがあり、新井素子、氷室冴子、李礼仙の三氏が三冊ずつ紹介している。
- 新井素子
- 氷室冴子
- 『テレーズ・デスケイルウ』(モーリャック)
- 『ドルジェル伯の舞踏会』(ラディゲ)
- 『草の花』(福永武彦)
- 李礼仙
コメントを読むと、他の二人は高一生に薦める本を選んだようだが、新井素子さんは単に自分の好きな本を三冊挙げただけのようだ。『素子の読書あらかると』と通底する姿勢かもしれない。三冊はファンにはおなじみのタイトルである。本は大切なもので汚すことができなかったので、教科書にアンダーラインを引きなさいと言われて本当に悩んでしまった、というエピソードあり。