『asta*』2009年10月号を入手した。

昨日の日記(id:akapon:20090916#p1)の件である。大量の新刊と大量の補充の品出しで仕事がなかなか終わらず店を出たのが17時過ぎ。まず目的地を藤枝に定めて東へと車を駆ったのだがまんまと帰宅ラッシュに巻き込まれ大井川を渡るのに約20分を費やすという遅滞ぶり。それでもなんとか藤枝駅近辺に辿り着くも肝心の店が何処にあるのかが判らない。存在するはずの一角をぐるっと一周した後コースを変えて別の方面からアピタへ進入したらようやく見つけて思わず車内で「あった〜!」と叫んでしまった。慣れない土地での運転は緊張の連続であり精神的にかなり疲れていたのである。
着いた本屋さんは「BOOKS RADA藤枝店」。「ポプラビーチ」の頒布店リストに載っていた店である。初めて入った。児童書コーナーで目的のブツを探したがそれらしいものが見当たらない。レジのお姉さんに尋ねたら判らなかったらしくすぐに裏へとダッシュ、戻ってきたその手には一冊の小冊子が! ありがとうございます。ここになければ更に焼津・静岡へと足を伸ばすつもりだったので、1軒目で見つかったのが無上にうれしい。受け取って満面の笑みでお礼を言ったが、このまま帰るのもなんか失礼かと思い、うちの店には入荷しない『コミックビーム』10月号を買った。最近話題になった唐沢なをきの「マンガノゲンバ」取材拒否騒動*1が当人によって脚色され連載「まんが極道」で漫画化されているので読んでみたかったのである。二重の喜びと共に店を出て帰宅の途についた。帰り道は楽勝だった。
新井素子さんの書評は「「それでも人類を信じている」が胸に刺さる名作」というタイトル。確かに全面的に「絶賛」していて、この文の一部を本の帯のどこかに載せることはできなかったかポプラ社よ、と、それのみが残念である。
ちなみにページの上の方に書いてある新井素子さんのプロフィール、デビュー年が1978年となっているが、正しくは1977年である。

*1:詳しくは「からまんブログ」のこれ(http://blog.nawosan.com/archives/51566006.html)以降の記事を参照。