『波』2010年2月号。
かねてお伝えした通り、1月22日に同時に新刊が出版された新井素子さんと有川浩氏の対談が掲載されている。タイトルは「ずっとあなたのファンでした。」。有川氏は新井素子ファンであることを公言しており、新井素子さんも『空の中』を読んで以来ずっと有川氏の小説を追っかけているそうである。
有川氏といえば高知県出身の県粋主義者を自称しておられるが、『もいちどあなたにあいたいな』の中に高知の酒「酔鯨」が出て来たり、有川氏の著書『図書館戦争』シリーズで重要なアイテムとなっているカモミールティーが出て来たりと、何か有川氏とのリンクを発見したような気がして有川ファンでもある俺は細かい部分でもちょっと楽しかったりしたのであった。(いや単なる偶然なんだろうけど)
で、ファン同士の会話は盛り上がってやたら楽しいし、この対談の後のページでは、新井素子さんが『キケン』の書評を、有川浩氏が『もいちどあなたにあいたいな』の書評を書いていたりする。双方のファン必読だと思うので是非手に取って頂きたい。