2012年9月の読書メーター(まとめ)

読んだ本の数:21冊
読んだページ数:4256ページ
ナイス数:9ナイス
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読書メーター
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深夜特急〈4〉シルクロード (新潮文庫)

巻末に収録されている沢木耕太郎と今福龍太の対談「終わりなき旅の途上で」が面白かった。
読了日:9月30日 著者:沢木耕太郎
http://book.akahoshitakuya.com/b/4101235082

深夜特急〈4〉シルクロード (新潮文庫)

深夜特急〈4〉シルクロード (新潮文庫)

星を継ぐもの 4 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)

読了日:9月28日 著者:星野之宣
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星を継ぐもの 04 (ビッグコミックススペシャル)

星を継ぐもの 04 (ビッグコミックススペシャル)

大奥 8 (ジェッツコミックス)

吉宗と久通の最後の会話、彼女が将軍になってこの話が始まったのだ、と思うと万感胸に迫るものがあった。ようやくここまできたのか……。田沼意次が後事を託されたのではあるが、我々は彼女が失脚することを既に知っているのである。この先の歴史がまたどのように描かれるのか、赤面疱瘡の行方と共に、相変わらず目が離せない。(挟み込みペーパーの対談に有功の還俗の元ネタは鳩摩羅什とあって、うわそうだったのか!と驚いた。言われてみれば確かに。)
読了日:9月28日 著者:よしながふみ
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大奥 8 (ジェッツコミックス)

大奥 8 (ジェッツコミックス)

深夜特急〈3〉インド・ネパール (新潮文庫)

読了日:9月26日 著者:沢木耕太郎
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深夜特急〈3〉インド・ネパール (新潮文庫)

深夜特急〈3〉インド・ネパール (新潮文庫)

君に届け 17 (マーガレットコミックス)

読了日:9月24日 著者:椎名軽穂
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君に届け 17 (マーガレットコミックス)

君に届け 17 (マーガレットコミックス)

深夜特急〈2〉マレー半島シンガポール (新潮文庫)

今頃判ったのかここはあそこではない、なんて人に対しては簡単に言えるけれども自分が同じ境遇だったら判ったかどうか。
読了日:9月23日 著者:沢木耕太郎
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深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール (新潮文庫)

深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール (新潮文庫)

宿神 第二巻

道ならぬ恋の情念が暗く激しく燃え上がる第二巻。ラストシーンの西行がなあ。たまらんなあ。第三巻と第四巻(完結巻)は11月発売予定。11月はまだか。
読了日:9月20日 著者:夢枕獏
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宿神 第二巻

宿神 第二巻

宿神 第一巻

朝日新聞掲載の連載小説を単行本化。主人公が西行で登場人物が今放送中のNHK大河ドラマと被っているのは個人的になかなかタイムリー。次は同時発売の第二巻を読む。
読了日:9月17日 著者:夢枕獏
http://book.akahoshitakuya.com/b/4022510021

宿神 第一巻

宿神 第一巻

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

読了日:9月17日 著者:沢木耕太郎
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深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

ボクものがたり

犬とか猫とかペットとかにほぼ関心がないので最後のページで何これという感じだったが最初に戻って読み直すと切なさが胸にこみ上げて来た。清水エスパルス小野伸二選手の推薦(ふじのくにBOOKダービー)。パンフレットに掲載されている小野のコメントがいいね。
読了日:9月14日 著者:いもとようこ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4323024444

ボクものがたり

ボクものがたり

小説 ちはやふる 中学生編(1) (KCデラックス)

本編では描かれなかった千早と太一の中学時代の話。なるほど〜こういうことがあったのね〜。千早のかるたバカっぷりが炸裂してますがここまで周りから浮いていたとは。高校に太一がいなかったらどうなっていたのか考えるだに恐ろしい。ちなみに今回は東京編で、12月発売の2巻は福井編だそうだ。新がかるたをやめた経緯とかが描かれるらしい。個人的に太一がなぜ中高一貫の難関私立から都立に鞍替えしたのかが非常に気になっているので、ゆくゆくはその辺りの話も出してくれたらうれしいな。
作者あとがきに暁星中学・高校のかるた部の練習を見学させてもらったことへの謝辞が書いてあった。暁星てかるた部があるのか。またちなんでしまうが、暁星はサッカー日本代表ジュビロ磐田のエース・前田遼一選手の母校である。北央てきっと暁星がモデルだよ!(妄想)
読了日:9月14日 著者:時海結以
http://book.akahoshitakuya.com/b/4063766985

小説 ちはやふる 中学生編(1) (KCデラックス)

小説 ちはやふる 中学生編(1) (KCデラックス)

ちはやふる(18) (BE LOVE KC)

読了日:9月14日 著者:末次由紀
http://book.akahoshitakuya.com/b/4063803597

ちはやふる(18) (BE LOVE KC)

ちはやふる(18) (BE LOVE KC)

プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))

最初は小説を読む時みたいに一言一句読み漏らすまいと頑張っていたんだが、細部にこだわると全体を見失うし内容は片っ端から忘れるのが苦痛だしあまりに煩雑なので途中から読み飛ばしを実行して大意を把握することに努めた。こんな読み方をしたのは久しぶりだ。自分と自分の仕事についての関係をどのように捉えるか、その方法とアプローチを説いた本。新卒の時にこういうの読めばよかったのか、とか思った。もちろん方法と実践との間には14万8千光年くらいの距離が横たわっているので即実行とはならない。しかし示唆には富んでる。自己啓発本は読まないが興味深かった。ジュビロ磐田山本康裕選手の推薦(ふじのくにBOOKダービー)。康裕がなぜこの本を選んだのか、というのが気になる処ではある。その成果は彼のサッカーに現れるのか。
読了日:9月14日 著者:P・F.ドラッカー
http://book.akahoshitakuya.com/b/4478300593

銀河英雄伝説 8 トクマコミックス

コミック版『銀河英雄伝説』の文庫版も8巻で第1シーズン完結。続きはリュウコミックスの『銀河英雄伝説〜英雄たちの肖像〜』で(既刊3巻)。この巻にはコミック版として最初に発表された外伝「黄金の翼」も収録。
読了日:9月10日 著者:田中芳樹,道原かつみ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22038181

茶柱倶楽部 3 (芳文社コミックス)

読了日:9月8日 著者:青木幸子
http://book.akahoshitakuya.com/b/4832233122

茶柱倶楽部 3 (芳文社コミックス)

茶柱倶楽部 3 (芳文社コミックス)

西遊妖猿伝 西域篇(4) (モーニング KC)

読了日:9月8日 著者:諸星大二郎
http://book.akahoshitakuya.com/b/4063871320

西遊妖猿伝 西域篇(4) (モーニング KC)

西遊妖猿伝 西域篇(4) (モーニング KC)

サヤビト(7) (アフタヌーンKC)

読了日:9月7日 著者:伊咲ウタ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4063878384

サヤビト(7) (アフタヌーンKC)

サヤビト(7) (アフタヌーンKC)

路地恋花(4) (アフタヌーンKC)

すごく好きな話だったので終わってしまったのは本当に残念。でもいい終わり方だった。連載時より大幅に加筆されていたのもうれしい。ちくしょうみんな幸せになりやがってよう。あと、有川浩のファンなので、帯の推薦文で名前を見つけて「うぉぉぉぉ」と店頭で唸りました。
読了日:9月7日 著者:麻生みこと
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21945964

路地恋花(4) <完> (アフタヌーンKC)

路地恋花(4) <完> (アフタヌーンKC)

狂信―ブラジル日本移民の騒乱 (原点叢書)

第二次大戦中〜後のブラジルで起こった日系移民のいわゆる「勝ち組」「負け組」の対立抗争を、その渦中でたまたま現地に居合わせた作者が、残存する資料と取材から詳細に追ったノンフィクション。「勝ち組」「負け組」という言葉は聞いたことがあっても、詳しいことを全く知らなかったので非常に参考になった。自らの価値観を絶対視して排他的な行動に出るといった事例は人間の行動として珍しいことではない。故にこのような「狂信」は現代日本とも無縁ではない。過去の出来事から今を見つめ直す作業は常に意識して行うべきであると思う。
扇谷正造が巻末解説でこんなことが起こった理由を三つ挙げている。1)明治以来の皇国教育、2)閉鎖された環境と情報の遮断、3)人は耳当たりのいい話を優先的に信じる。概ね同感。もう一つ追加したいのは「不満」だろうか。適当な言葉が見つからないが、精神的・肉体的・経済的 etc.に満たされていない状態、というのが極端な価値観に飛びつく前提となるような気がする。現代日本でも思い当たる事例とかあってやな気分になったりした。)
読了日:9月5日 著者:高木俊朗
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21887421

狂信―ブラジル日本移民の騒乱 (原点叢書)

狂信―ブラジル日本移民の騒乱 (原点叢書)