懐かしい本。

昨日ヤマハスタジアムでサッカーを見た帰りのこと。本屋に寄ったら辻真先の『仮題・中学殺人事件』が創元推理文庫から復刊されているのを発見した。俺が中学のときにソノラマ文庫の推理レーベルから出ていた本だ。牧薩次と可能キリコのシリーズの第一作で、ソノラマ文庫からはたしか全6冊が出ていた筈だ。
辻真先はあの時期ソノラマ文庫で大活躍しており、他にもSFレーベルから「株式学園の伝説」シリーズ全3巻、「マッドボーイ」シリーズ全3巻が出ていた。どの作品も軽妙なユーモアに満ちていて、その語り口が大好きで夢中で読んだものだった。
懐かしすぎる作品との思わぬ出会いが妙に嬉しかった。こういう復刊て嬉しいね。